最近はちょっとケニアの人達の生活スタイルやトレーニングスタイル、食生活など色々と興味津々です。白人の男性がケニアに行き、色々とインタビューしているのですが、彼らの走る事に対する考え方がいいなぁと思っています。
裸足の話は出て来てもシューズの話は殆ど出て来ません。また、トレーニングの話もしていますが、毎日何回走るとかは言っていますが、ペースや距離の話は殆ど出て来ません。また、精神面の事も当然語られているのですが、精神面の強さ的なものではなく、自分に誇りを思う事、そして周りの人達に常に敬意を払う事が大切と言っていました。
日本でも供走とういう言葉が出て来る時がありますが、恐らく超長距離のトレイルを走る人達には結構いる考え方なのだと思いますが、中長距離のトラックを走っている人達にもこういう発想が強くあるのが凄いなって思います。
因に、裸足で走っていた人達が速くなり、シューズをスポンサーからもらえるシーンが出てくるのですが、当然シューズに対する考え方も違います。日本では、私はアシックス、私はナイキ。みたいに色々と選択肢があり、メーカーの中でも色々なモデルがあり、デザインがあり。 選択肢がもの凄い多い事に恐らくそもそも気づいていないと思いますが、彼らにはたった1種類の選択。しかもサイズも希望したサイズでしかないので、サイズ交換も出来ません。当然全員全く同じモデル、同じカラー。そんなシューズを本当に有り難く使わせて頂く。そんな感じだろうか。 こういう彼らの姿を見ていると思わず胸が熱くなります。環境って本当に大切だなって。
また、彼らでも当然調子が悪い時とかも出て来ます。そんな時に、常に自分の走り方のどこに原因があるのかを考えています。常に自分自身と向き合っている感じでしょうか。 周りの人や物や環境に当たったりはしません。 与えられた環境の中で常にベストを尽くす。ただそれだけな感じです。真っすぐで、温かい。そんな感じだろうか。
考え方だけでも参考になる事が、そして考えさせられる事がいっぱいあります。
さぁ、今年こそケニアに行けるかなぁ? ただ、今は情勢がかなり不安定なので様子を見つつ行けるチャンスがあったら行ってみたいと思っています。
それでは今日もブログランキングに参加していますので応援宜しくお願いします。下のマラソンアイコンをポチットクリックしてください。
先日はご回答ありがとうございました。。
やはり、無駄な力は抜けていく方向になるのだろう、と思いました。
はだしランニングに関してはいろいろ疑問点があります。
良かったら以下もお考えを教えていただけたら幸いです。
1.はだし系ランニングシューズはBorn to runを参考にして作られた。とか、はだし系ランナーはBorn to runをとても影響を受けた本として挙げている。といった話を聞くことはよくあります。
YOSHIさんもそうだったかと思います。
で、Born to runに出てくるタラウマラ族はご存知かと思いますが、古タイヤを使って自作したサンダルを履いています。
これはとても硬くて重いもので、地面の感触が伝わってこなさそうなものです。
それははだし系シューズ、はだし系ランナーが求めている者とは逆なものに感じます。この一見逆なことをどう思われますか?
2.yoshiさんは確か普段ははだしやはだし系シューズでも本格的に走るときはランニングシューズが良いというような話を書いていたのを読みました。
で、Born to run内にタラウマラ族は普段ワラーチでワラーチのまま大会に出ると良い成績を修めたが、逆にランニングシューズを履いたら、途端に足が痛くなって棄権してしまった。
というエピソードが出てきます。
このことについてどう思われますか?
私もランニングシューズで良いと思っていますが、このエピソードをどう受け止めればよいのか微妙な気分です。
以上よろしかったらお願いします。
1 過去に何度か書いていますが、自分はBorn To Runに影響を受けてはいないですよ。Born To Runはアメリカで2009年、日本で2010年に出て来ていますが、自分が研究を始めているのは2004年。因にワラーチの事かと思いますが、確かに裸足感覚かと言われると違うと思います。ただミニマルという所がいいのあなぁと。最低限で。与えられた物を最大限活用する。少なくとも高級なクッションがあるわけではないので。別に逆でもなく、そうじゃないわけでもない。裸足で実際走っていくうちに気づくと思いますが、別に最終的にはなんだっていいんだなっていう。 だからこそ、そんな高級なクッションは少なくとも必要ないなって。
2 自分は普段は裸足で走れる距離や路面は基本裸足で、時と場合によってはビブラムを履いているだけで、普通のランニングシューズは履いていないですよ。。。多分始めたころの10年前の話をされているんですかね? あまりエピソードとかにとらわれず、自分自身と向き合っていく事が裸足ランニングの魅力だと思っています。あまり表面的な所にとわられず自分の感覚を生かして頂けたらとおもいます。そういう事を考えるきっかけが与えられたらと思っています。