New York Timesに掲載されたこのニューズ。タイトルは、
Barefoot Running May Be Harder for Older Runners
詳しく読みたい方は直接上の記事のリンクをクリックして読んでください。(英語のみ)
ざっくり言うと、30歳以上のいわゆるガチランナーは裸足になっても走り方は変わらない!だからこういう人達が裸足で走ると怪我をするリスクが高いかもしれない。だから慎重に。
→これわざわざ証明する必要があるのだろうか。
何年も分厚いシューズでクッションに頼り切った走りをしてきた人が、そんな簡単に走り方が変わるわけがない。時間がかかるのは当たり前。 勿論例外として、たまたま凄く感覚がいい人や、裸足で育った人達は順応は早いけど。そんな人はまれなので。
で、怪我するリスクが増えるかもっていうが、何度も言いますが、これだけシューズの機能があがったシューズを履き続けても怪我の発症率なんて下がっていませんからね。
この中に登場する医者のコメントもなんだろうなぁ。。。
まあいずれにせよ、結局は行き詰まって来る人たちが多いのは事実。どうしようもなくて。 でもそこから時間はかかるけど少しづつでも改善しようって思ってもらえたら幸いです。 でもだからこそ初心者ランナーや子供達が最初にやるべきは裸足での身体の使い方だと思います。
さぁ全国ナチュラルランニングツアーも中盤に向かいます。一昨日、昨日で福岡山口を周りました。ここからはバンコクのKさんのアメリカ横断もあり、しばらくアメリカにいます。その後は愛媛、香川と続きます!
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はじめまして、いろいろ勉強させていただいています。
以前から気になっていることがあり何かお考え等あれば教えてください。
それは、
1.走るときの足の向き
2.腕は振るのかどうか?
3.上半身と下半身は腰でねじるようにするのかどうか?
ということです。
こちらも含め、はだしランニング系の情報ではこのへんが見つかりませんでした。もし記載済みでしたらすみません。
一般的には足は進行方向に対して若干外側に開き、腕は大きく振って腰はねじりながら走るものだと考えられていると思います。
しかし、これはクッションのある靴を履くことを前提とした人間の体にとって不自然なものではないかと疑問に思っています。
試しに裸足で足を開き気味の一般的な姿勢で走ったところ、拇指側だけに体重が乗ってしまい痛くて走り図楽感じました。
タラウマラ族の動画などを参考にしたいところなのですが私は視覚障碍者なためそのへんの確認が難しくできておりません。
沢畠さん
コメントありがとうございます。まず始めにお伝えしたいのは、そういった事を見つけ出すのも裸足ランニングの面白さだと思っています。自分のなかで、もしくは自分の感覚の中でいい動きを見いだす。4スタンス理論という記事を一度書いたのですが、人にはそれぞれにあった身体の使い方があったりすることもあるので、(基本的な所は同じだと思いますが)それを理論で教えてもらうというよりは自分で探る。武道の面白さもそこにあるのかなぁと。そういう大前提があるなかであくまで私の感覚的な話であればお伝えは出来るかと思います。
1 足の向き。おそらく殆どの人は前向きから若干開き気味ぐらいなんじゃないでしょうか。自分はアキレス腱断裂もあり、怪我をしたほうが、足を自然とかばってしまうためかかなり開いてしまっていました。極端に開いてなければいいような気がします。
2 腕は自分は振るというよりは、力を抜いてバランスをとっているという感じです。なので腕振るというより、腕が勝手に振れるという感覚です。ただし、腕振りが力みが入る事で上手く振れない人もいるので、そういう場合は若干腕をひく方を意識してもいいのかなと思います。とにかくあんまり腕をしっかり振るっていう感覚ではないです。恐らくそうしようとすると足と手が上手く連動しなくなるんだと思います。
3 腰のねじれ。これはなんとも言えないですね。最近はなんでも、こうだって言い切る人が多いのでちょっと気になってはいますが。 おそらく腰のねじれも多少あると思いますが、腰もねじるのではなく、地面からの反発を上手くもらった結果必要な分だけ勝手にねじれるっていう感じなのではないでしょうか?自分から無理矢理ねじる感覚はありません。
自然にスムーズに動く動かし方を自分の中で探る。それにつきる気がします。頑張ってください。