数年前あたりから少しづつ裸足で走る事を禁止、もしくは自粛する様にしている公式のレースが増えて来ているという。これは嬉しい悲鳴なのかもしれません。何故ならリアルに裸足で走る人が増えて来ているという事だから。
一度、陸上競技として裸足で走る事はどうなのかの記事を書いたけれども、国際陸上競技連盟は裸足で走る事を認めています。しかし、主催者側、もしくは競技場側が禁止する事も出来るので、結果的に危ないという理由で禁止になる事はあります。
特に競技場ではスパイクを履く事が多いため、裸足で走って踏まれたら本当に危ないんですけどね。この件に関して陸上関係者と何度か討論した事があるんでけどね。自分が言ったのは、危ないのはスパイク! だから本来禁止すべきはスパイクじゃないんですか?と。 でも一言、スパイクが基本だから! って。
そう、公に何がデフォルトになっているか。勿論自分が競技の主催者で、スパイクが危ないから裸足かスパイクかのどちらかを禁止にしないといけない状況に迫られたら当然スパイク禁止にしますけどね。(だって裸足は無理にしても普通のシューズ履けるだろ!って思っちゃいます。そもそもスパイクも裸足もどちらも競技としては認められているわけで。あ、多数決の法則でやれば負けてしまいますね。w
そういった感じで、勿論レースを裸足で走る事はルール上は大丈夫なのですが、(要は記録などは公式として認められる)それとは別に主催者側が禁止する事は当然出来るので、主催者側がNOと言えばNOなんです。これを自分はどう思うか聞かれる事はありますが、しょうがないですよね。としか言いようがありません。
元々はスポーツは不正がないように、物に対して色々規制をかけてきてはいたはずですが、一番不正が少ない、とういうか不正のしようがない裸足を禁止っていう発想はどうなんだろうって思いますけどね。実際に裸足で走らないといけないとなると、一般ランナーは今までのようには走れないわけで。物の恩恵を受けて走っているんですよね。でも今の時代はそれがデフォルトになっているから、もし話合ったとしても平行線を辿りそう。そうは言っても。。。 って。
日本は特になんでも危ない事はしないようにという風潮が強くなってきていますからね。こういった流れって変える事が出来るんでしょうか?もしくはこれも時代の流れとして身を任せるしかないんでしょうか。
自分自身はそもそもレースには殆ど出ていないし、レースに出るとしてもハーフマラソン以上の距離はビブラム履いているので直接影響はないのですが、裸足でフルマラソンとか出たいって思っている人達にとっては少しづつ息苦しい状況になってきそうですね。だって、それって例えばシューズを履いている人達にとっては、裸足じゃないとダメって言われる様なもの? ちょっと大げさかもしれませんが。 発想を逆転させるといかに不合理な事をやっているかが分かるかと思います。
最後に一つ言いたいのは、そもそも競技として認められている行為を禁止するのはどうなんでしょうか?まあ、小さい規模でやっている分には主催者次第ですが、少なくとも陸上連盟公認のレースであれば裸足を禁止すべきではないと思います。(あ、流石に陸上連盟公認の公式レースなら裸足は禁止されていないかも?これは調べていないので分かれませんが。)何故なら競技ルールにのっとっているから。
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