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NIKEの問題のシューズalphaflyが早くも発売開始! 完全な出来レースが始まった

NIKEの問題のシューズalphaflyが早くも発売開始! 完全な出来レースが始まった

もう完全にこれは出来レース。アスリートファーストはどこえやら。これは完全に純粋なビジネスモデルの例っていうだけになってきた。オリンピックも陸連も。

まず最初に、これはNIKEのシューズの構造が良いか悪いかの話ではないので勘違いしないで読んでください。

運動効率が4%ほど上がるという事で研究でもデータが出てきて問題になったvaporfly next %の次世代モデルで、既にキプチョゲが非公式ながら2時間切りした事で更に注目を集めた次世代モデルのalphafly。これは8%ほど運動効率を改善すると言われている。まだ発売されていないので大規模な研究はされていないものの、シューズの構造などを考えれば十分に起きうる話である。

(当然平均してないので、改善しない人もいます。が、概ね改善する人がいるので結果多くの人が自己ベスト更新をしているのである)

そして謎の陸連のシューズに関する規制はこのalphaflyを禁止するものだと誰もが思ったと思う。でもこれは完全にナイキを勝たせるための規制でしかなかった。シューズの規則として出されたのが厚さ40mm以内、ブレードを1枚までとした規則。この制限ギリギリに色々と組み替えたと思われる物が間もなく発売開始されるとナイキから発表されたのである。(40mm以内、ブレード一枚)

これ、タイミングがおかしいって思ったのは自分だけではないはず?本来キプチョゲに履かせていた制限にひっかかるシューズを3月頃に出すつもりでいたはずなのに、しかもレギュレーション変更の連絡が来たのは1月31日のはず。すなわちまだ一週間しか経っていない。しかもメディアはレギュレーションが変わる、変わらないっていうので相当混乱するような感じになっていた。どのメーカーも色々と揺れたと思います。レギュレーションが入るかも!いや、でも入らないかもって。 で、ようやく出てきたと思ったら、ナイキはこんなに短いタイミングでデザイン変更をして、しかも大々的なマーケティングが既に始まっているのです。

https://www.nike.com/running/alphafly

ナイキのホームページにも出てくるけどこの変更後のモデルを既にケニアの選手が何人も履いている画像が載っているんです。いやぁ、これはどうみても全て仕組まれているとしか言いようがない。前回書いた記事がより真実味を増してきました。

他社はレギュレーションの変更を聞いたのは自分たちと同じだと思うので後手後手に回されるかと思います。しかも、販売開始してから4ヵ月以上経ってないと使用出来ないというルール。すなわち、遅くとも4月上旬には一般に発売開始されていないと競技では履けない。更には、カスタマイズを原則かけてはいけないというルール。このルール変更は理にかなっているようで、実はかなり仕組まれたルール変更なんでしょう。

本来選手自身に集まる注目が完全に主役を持っていかれましたね。まぁでもここまで来たらとことんやっちゃってもらいたい。やりすぎるときっと引く人も出てくると思うのでどこかでバランス取ってくると思います。 全ては計算の上。

それにしても、こういう事を考えて売るマーケティングの人が一体どれだけ凄い人なのか。この仕組みを考えた人は本当に凄いかも。相当頭が切れる人が裏で動いていそうですね。会ってみたい。チェスみたいな感じなのかな。相当先が読める人。

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