New York Timesの元記事はこちらから。
まずはその記事の要約から。
我々の多くは子供の頃からウォームアップやストレッチの重要性を教えられて来ているので、今でも運動する前のその習慣は殆どの人が変わっていないのではないでしょうか?
しかし研究は進んでいます。
特に20-30秒ぐらい止めて行う静的ストレッチに関しては間違っているだけでなく、筋力を弱くします。またこの静的ストレッチを行うと最大で30%ほどパフォーマンスが落ちる事も証明されています。
筋肉を引っ張る事は筋反応が落ち、ストレッチをした後の30分間は筋力が低下した状態が続き、当然それはこれから運動を行うアスリートにとっては好ましいものではありません。
正しいウォームアップでは2つの事を行うべきです。
1 筋肉や腱を緩める事(以前に書いた池原先生のほぐしの様な事だと思います)
2 実際に身体の温度を上げる事
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この記事相当長いので何回かに分けて書こうかと思います。あくまで要約しているだけなので何か不満があれば直接NEW YORK TIMESへご連絡ください。
いずれにしてもストレッチよりも身体をほぐす、もしくは動きやすい状態に持って行く事が大事なんだと思います。勿論体操やフィギュアなど通常の走る、跳ぶ、跳ねる以上の事が求められる場合は例外かもしれませんが。ちなみにストレッチをしなくても、身体をほぐしも勝手に可動域は広がります。身体が冷えたまま無理矢理引き延ばさない様にご注意を。そして、研究は絶対ではなく、参考にしてください。自分の感覚を大切に!
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クールダウンでの静的ストレッチの良し悪しについても是非検証お願いします!
どうなんでしょうね。是非ご自身でも調べてみてください。
that’s article from 2008, 8 years ago. but still many people do serious static stretch before run because the book/teacher say so
i know. especially for some people it’s actually making it quite harmful. hope people don’t over do this anymore.
静的ストレッチで筋力が落ちると結論づけている実験は、通常では考えられない同一筋への長時間のストレッチを行っているので、通常ランニング前に行うストレッチでは同じ現象が起こるとは考えられません。
また、ストレッチ後の筋力低下は一時的なものです。ストレッチ後すぐに走るのではなく、その後に下肢のストレッチ以外の動きをしていれば、筋力も戻ります。はじめに下肢のストレッチをやり、その後上半身へ、そしてその後ドリルやウインドスプリントなどを行うなどウォーミングアップの組み立てや順序を工夫すれば、マイナス面があったとしてもその影響は限りなく小さくできます。
少ない研究結果がただちに多様なスポーツ現場での実態すべてに適用されると考えることは、大いなる誤解です。科学の誤用と言えます。
私は、アスレティックトレーナーで、現場での実情から見ても、研究論文の解釈という意味でも、静的なストレッチへの誤解は修正すべきと考えてコメントさせていただきました。また、上記の考えは、私の個人的な意見ではなく、アスレティックトレナーの学会で多く示されたものです。
考えられるか、考えられないかはそれぞれが決める事だと思いますよ。また、そこまで自身があるのであれば最低限ご自身の情報(名前や所属先)ぐらいは公表してみてはいかがでしょうか? そして正しいと思う情報があるのであれば、それをご自身で広められてはどうでしょうか? そう思うのであればそう思う人がそれを伝えていけばいいだけの事だと思いますよ。肩の力を抜いてコメントしてみてください。アスレチックトレーナーの学会で多く示されたから正しいという考えそのものが危険だと思っています。自分はいつも言っていますが、自分の感覚>研究のデータだと思っています。