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【研究文献】Maxクッション系シューズ VS Minimalシューズ系 アキレス腱への負担

【研究文献】Maxクッション系シューズ VS Minimalシューズ系 アキレス腱への負担

そろそろ出て来始めるかなぁと思っていたMAXクッション系とベアフット系の比較の研究。

めちゃくちゃシンプルな研究ですよね。どっちの方がアキレス腱の負担が大きいのか。どう考えてもベアフット系シューズの方が負担が大きくなりますよね? いや、ここは研究やるぐらいだから意表をついてくるのか?

Effects of minimalist and maximalist footwear on Achilles tendon load in recreational runners 
J. Sinclair, J. Richards, H. Shore
Comparative Exercise Physiology; Published Online: October 27, 2015
研究の原文はこちら

要約すると

“ベアフット系シューズの方が遥かにアキレス腱への負担が大きいため、ベアフット系シューズはアキレス腱を痛めるリスクが上がる”

短く纏めすぎ?w 結局そのまんまの研究でしたね。でもこのまま終わったんじゃこのブログの意味が無い!?

身体にはそもそもその衝撃のエネルギーを推進力に変える機能が備わっていることを考えれば、シューズに推進力にするエネルギーを奪われてしまうため、運動効率は落ちるという事でもある。

ただし、そんな単純な話しでもないのが、シューズだってこの相反する衝撃吸収と反発力(もしくは推進力)を兼ね備えていたりもする。 自分の身体の使い方で衝撃を推進力に変換しなくても、シューズがやってくれる。

それって違反? ここは当然シューズの規則的な物があるので、そこに反しなければ大丈夫。

要は合法か違法かの問題かな。

運動効率に関してはまだ調べられていないので、自分がもし研究をするならば、裸足で上手く走れる人達(身体の機能をちゃんと使える人達)でのMax系とMinimal系の場合の運動効率の違いと、一般ランナーでのMax系とMinimal系の場合の運動効率の違いを測ってみたら面白いんじゃないかなぁと。裸足でずっと走っている人達は逆に運動効率が悪くなるような気がしているから。 でもやってみなけりゃ分からない。

でもよく考えて欲しいのが、そういった機能を子供達のシューズにはしない方が良さそうですよね? なんとなくでもそう思っている人は多いのではないでしょうか? 子供のうちから身体を甘やかさない方がいいって思う人は多いと思います。 そういった感覚を大人になっても持っているかどうかの違いですね。

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

2 Comments

  1. 次郎 · 2015年11月20日 Reply

    「ウルトラ5つの誓い」で検索してみてください。5つ目の誓いがスバラシイ。
    うちの子供にもなるべく裸足やサンダルで遊ばせてますけど、ヨメさんが一番の障壁です。

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