以前に自分の走りのデータをとってもらっていたのですが、データで取れていない分があり、再度取り直しに行ってきました。データを見たいという方が結構いたので今回はついでにそのデータももらってきました。
まずはFz軸。すなわち床反力。まあどれぐらい衝撃がくるかなんかにも関係してきます。右側が自分の裸足での普段の走り方。
因に裸足ラン研究を一気に加速させたリバーマン博士のデータはこんな感じ。
これでも当然フォアフット着地っていう方がデータが滑らかなのは歴然としていますが、それでもフォアフット着地も若干最初の方に滑らかな曲線でない部分が出て来ています。自分のは本当に奇麗な放物線になっているのがわかるでしょうか。(グラフが上にいくか、下にいくかはデータの出し方の問題なので気にしないでください)。踵着地がいかに負担が大きいかっていうのもこのデータからも分かると思います。衝撃はちなみにグラフ初め部分の傾きを参考にしてください。急であればあるほど衝撃が大きい。
参考までに一般的な走りかたでの同じーデータで撮った場合はこちら。
やはり凸凹してます。当然走りがスムーズではないのでこんな感じ。でもバイオメカニクスの教科書ではこのグラフがデフォルトになっています。
さて、次はまだ誰も裸足ランでは注目していないFy軸。
左側は普段の自分の裸足での走り。右側が一般的な走り。
下半分がブレーキ、上半分が加速。
面積を見ればわかるのですが、右のグラフはブレーキが大きく、しかもガタガタにかかっていますよね。左はスムーズでブレーキが凄く小さい。ブレーキをかけないで走るとはそういうことなんだと思います。これだけ走る技術で大きな違いが出てくるんです。走る技術がデータとしてもこれだけ明らかに違うっていうのは研究者なら考えさせられるはず。
そして、これが何故自分が実際にトレーニングを殆どしなくてもかなりのペースで走れるかと大きく関係してきます。 心肺機能は殆ど走っていないので低くとも走る技術が高いという事。当然どっちも高いにこした事はないですが。 ただ、心肺機能はすぐに落ちますが、技術は簡単には落ちません。テニスと一緒で一旦身に付けた技術は簡単には忘れない。
このデータを生かすも殺すもあなた次第?w
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短距離走のフォームから長距離走のフォームに寄せていった方がいいとおもいませんか?さらに言うなら跳躍系のトレーニングをしてから短距離の技術を身につけて長距離走に移行するというのはどうでしょう?
短距離走のフォーム、長距離走のフォームというよりは動きの基礎をやっている感じなんですよね。そこからそれぞれの専門に行ってもらえればいいなぁというのが現段階でも自分の考えです。
走速度はどのくらいのペースでしょうか? ブレーキをかけない走=筋力を無駄にしない走=乳酸が上昇しない走 の実証になりそうですね。この時の乳酸値に、非常に興味があります。是非、次回測定する機会があれば、乳酸も検討ください
キロ4分ちょっとでしょうか。乳酸値も関係あるかもですね。ただ、それは研究者側の話しなので、是非そういった事を勧めてみてください!宜しくお願いします。