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キネシオテープの効果は如何に? 物は使いよう

キネシオテープの効果は如何に? 物は使いよう

2回に分けて書いた機能タイツの記事。多くの方々のメッセージやコメントありがとうございました。思っている以上に効果を感じていない人が多いんだなぁと改めて思いました。多少なりともの効果はあるのかもですが、イメージほどの効果はなさそうです。勿論効果を感じている人にとってはとても違和感のある記事になってしまったと思いますが、使うか使わないかは本人が決める事ですよね。使いたければ使えばいいし、使いたくなければ使わなければいいと思います。一つ言うとすれば、初心者の必須アイテムという感じで買わなきゃいけないのではと思っている人で、お金がないのに無理して買おうとしている人はとりあえずは無しでやってみてはどうでしょうか?という提案です。

さて、もう一つ気になるアイテムといえば、キネシオテープ。恐らくマラソンランナーの初心者必須アイテムの機能タイツ的な位置づけで、トレイルランナーの多くがキネシオテープを使っているのではないでしょうか? 練習はどうか分かりませんが、少なくともレースでは本当に多くの人がトップランナーも含め使っています。

注意:個人的にキネシオテープの使用は殆どないですし、勉強をしたわけでもないので軽く読んで頂ければと思います。

そんなキネシオテープの効果にはどんな物があるのでしょうか?

1 痛み、凝り、内出血の改善
2 筋肉の疲労回復を早める
3 リハビリ•機能回復効果
4 関節の動きを良くする
5 パフォーマンス向上

なんかこれ本当に凄い効果ですよね? しかも機能タイツは薬事法の関係で色々と濁した表現になっていて、でもイメージだけが先攻するような見せ方をしている感じですが、テーピングに関してははっきりと効果が書かれています。

まずは、自分自身の体験から。

パート1 自分の体験

自分この3の機能回復効果的な張り方を試した事があります。部位は足の横アーチ。自分は元々完全な扁平足だったのが少しづつ改善はしてきているものの、横アーチはまだそんなにしっかりしていません。その横アーチをテーピングで作ってもらった事があり、その時にははっきりと効果を感じています。横アーチがあるとこんなに衝撃がやわらぐんだって感動したぐらい。でも、これって機能回復とうたっていいのかは微妙です。機能自体が回復しているわけではないから。機能回復疑似体験というのが正確な表現かなぁというところ。自分の持っている機能を正しい位置にテーピングによって持って行ってあげるという感じでしょうか。 ただ、これが形状記憶機能的な役割りを果たしてくれるというのであれば、これは本当に凄い事だと思います。

そういえば、アキレス腱断裂した時にも、身体の使い方を思い出させるために何度か使用しました。

パート2 パフォーマンス向上について

ドーピングと違い、その人の持っている以上の能力を発揮するわけではないキネシオですが、その人の機能がケガや疲労などで落ちている時にそれをカバーする力はありそうです。何故なら、このテープの伸び縮みをパフォーマンスに利用出来るからです。

ドーピングはその人の能力が100だとしたらそれを120とかにしてくれる。キネシオテープは80にぐらいに落ちている時に85に戻してくれる。そんなイメージなんだと思います。

これ競技として認められていますが、競技として考えた時に結果としてはドーピングと同じ様な効果があると思います。結局のところ、100の人が故障して80に落ちているのであれば、それもその人の力であり、それを物によって85に上げてあげられるとなれば、これもパフォーマンス向上させる事には変わらないと思います。というのは個人的な見解で、結局は合法か違法かの話。しかも、ドーピングと違って身体に大きな害を与えるような事は無さそうなので、まあこれは考えかた次第。 自分も競技として勝つ事や速く走る事を目標にしているのであればこういう使い方は全然ありだと思います。なので、これもいいかなぁと。

3 問題は故障防止

トップ画像に載せたのはトレイルランナーが一番多く使っている利用法。そう、膝の負担軽減。

これは本当に意見が分かれる所だと思います。何故トレイルランナーがこれだけ多く利用しているのか。それは下り坂が多いから。下りは膝への負担が大きく、下りを走る事が原因で膝を痛めるランナーが多いのです。実際にトレイルやっている人は本当に膝の故障が多い。そんな理由で痛みを和らげたり、痛めない様にするための予防的な理由で使用している人が多いんだと思います。

これに関しては機能タイツ同様、自分が思うのは身体の使い方をもっと考えて欲しいと強く思う所。ましてや急な下りを飛ばして走るんだから、一般のマラソンランナー以上に考えて欲しい。トレイルの下りだからこそ、もっと動きを洗練しなければいけない。ここは言わせてもらいますが、本当に下りの走り方は酷い人が多い。こんな走り方したらそりゃ膝痛めて当然!という走り方をしている人が9割以上はいると思います。日本最高峰のトレランレースと位置づけられる様になったハセツネ。本当に下りの走り方の酷さを目の当たりにして衝撃を受けました。トレーニングを殆どせずに挑んでいた自分は、途中で座っておにぎりを食べてたりしていたのですが、地響きのようにズシンズシンという衝撃が座っている自分もはっきり伝わってくるぐらい。。。聞いているだけでこっちまで痛みが伝わって来ます。。。

そんなわけで、3に関してはテーピングをする気持ちは十分に理解出来ますし、ありだと思いますが、走りを磨くという意識は常に持っていて欲しいです。テーピングすれば安心というのは如何なものでしょうか。

あくまで個人的な意見なので、良いか悪いかではなく、自分がどう思っているかというのを書いてみました。ブログランキングに参加していますので興味を持っていただけたら下のマラソンアイコンをポチッとワンクリックお願いします。

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

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