今日発売のNumber Doに金さん、NHKの善家さんと自分の3者対談の記事が4ページで大きく取り上げられています。 詳しい内容は雑誌に書いてあるのでその話はさておき、色々とあった裏話を。
裏話その1
まずはアクシデント。通常雑誌の場合は原稿の確認が来るんです。でも大体ギリギリになるので確認も一瞬で行わないといけないのです。この記事には自分も結構思い入れがあったので原稿が上がって来るのを凄く楽しみにしていたんです。しかし。。。原稿確認のメールが自分だけ何かの間違いで届かなかったんです。勿論編集者の方はちゃんと送ってくれているのですが。まあこういうアクシデントもたまにあります。 ただこうやって大きく取り上げてもらえた事に凄く感謝です!久々に大枠もらったし。何よりもこの編集担当の方も凄く裸足には興味を持ってくれているのも嬉しいです。
裏話その2
そして金さんに関しての裸足ストーリー。金さんて自分は知らなかったのですが、選手としてももの凄い速かったんです。自己ベスト2時間11分!!! そんな金さんが子供の頃の話をしてくれました。小学生の頃の陸上の大会ではずっと裸足で走ってたんですが、周りの子達がみんなスパイク履いていて踏まれない様にするために先頭を突っ走っているうちにいつのまにか凄い走力がついていたそうです。精神面&裸足のコンビネーションですね。 だから金さん自体は裸足で走る事に対しては凄く理解してくれているんだと思います。
ただ、ここが自分との違い。
現代人の足は退化してしまっているし、走り方も悪くなっている人がもの凄く多い。ここまでは自分も同意します。だから裸足で走るの現代人にははリスクが高すぎるのではないかという話。
自分はだからこそ裸足で走って走りをよくするためにも、足の機能を取り戻すためにも裸足で走ればいいのではないかという話。
金さんは一般ランナーの事を熟知しているからこそ、如何にそれが今のランナーにとって難しいのかが分かっているんだと思います。裸足で走れなくなってしまっている事に対して、シューズを履いたまま以下に上手に走れる様にしてあげるか。でも自分は、だからこそ身体で走り方を習得し直した方がいいと思います。一時的なリスクは高いかもしれませんが、長い目で見れば凄く大切な事だと思います。クッションやアーチサポートを入れて走っているのは自分から言わせてもらえば、経済で言う国債発行しているようなものだと思います。今それで走れるんだからいいじゃんって言われそうですが。問題を先延ばしにしているだけ。“ちゃんと”走れていれば裸足でも走れるはず。例外な場合もありますが、99%の人は出来るはずです。3人とも合意したのは、もしやるのであれば少しづつ取り入れる事。これは本当に重要!!!
裏話その3
それから、記事では取り上げてもらえませんでしたが、そもそも走っている本人が思っている着地の位置と実際の着地の位置がずれている人がかなり多い事も話し合ってました。よく最近はフラット着地という事を意識している人が出て来ていますが、実際はそうなっていない事が多いって3人で合意してました。
そこで自分がいったのは、だからこそ裸足。シューズ履いてたらどこで着地しているかなんてはっきり分かるはずがありません。着地の位置を話すなら裸足じゃないと正確な着地の位置の話もできないと。 ただ、着地の位置も大切なのですが、そもそもの身体の使い方が自然に出来ていれば意識しなくても自然とできるもの。
そんな話をしてました。
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初めてコメントさせていただきます。
私もビブラム派(トレイル以外は)です。以前ソールの厚い靴を履いていたときはフルマラソンの後には休養を置かないと練習が再開できなかったのですが、ビブラムでロードを走るようになってからは殆ど、怪我とは無縁になりました。しかも自身体重が重いです。現在80KG(175CM)。月間走行距離200-250KMぐらいです。
私個人は導入時にそんなにゆっくり導入せずに、結構ガッツリ練習、レースにでましたが、怪我らしい怪我もなく、ちょっと足の甲に痛みが出ましたが、医者に診てもらい走っていれば消えると思うよと言われ、本当に走っていたら痛みが引いてそれ以後は足が痛んだことはほとんどないです。
これからも記事を楽しみにしています。時々お邪魔させていただきます。
初コメント有難うございます。 足の甲の痛み、そのまま走り続けたら治る人もいますし、そのまま疲労骨折になってしまう人もいますよね。 怪我が治った人も多くいる反面、怪我をしてしまっている人もいます。ただ怪我をしている人の多くはいきなりやりすぎている事が殆どです。完全な裸足なら無理できないのでそいういう意味では怪我のリスクも下がるんですけどね。 末永く楽しんでもらうためにも皆にもう少し取り入れるなら少しづつやってもらえると嬉しいですね。