コロナで重たいニュースが続いていますが、不要不急の外出って言われると外に走りに行くのもどうなのって思っている方も多いのではないでしょうか? 東京ロックダウンも秒読みという雰囲気になってきましたが、恐らく強制力は無いのでどう皆が反応するのか。 そもそも走りにいっていいのかどうか? 不要不急って? これは人によっても国によっても色々と考え方が変わりると思いますが。
昨日都知事が言っていたのは、花見は不要不急、散歩に出るのは健康維持という観点からオッケーというような発言もしてましたね。あくまでこういった事を元に各自で判断してくださいとの事。 というわけで、ランナーの皆さんに質問! 一応どんな結果になっても、こんなやつがいるからだ!みたいな批判はやめましょうね。同じ情報を見てもどう考えるかは人それぞれ。そして、アンケートの後には自分の海外の友人の様子を書いていますので参考に。特にニューヨーク在住(感染者急増中の都市)で、尚且つ大手航空会社パイロットの友達の話は興味深いです。
アンケート1
アンケート2
アンケート3
というわけで、自分の海外の友達はガチでトレーニングしている人は少ないですが、軽くランニングとかしている人達は多いので、参考程度に見てもらえればと。あくまで個人の意見なので必ずしも国や都市での対応と全て一致するとは限りません。
1 ニューヨーク在住 30代男性 パイロット
実際に自分もコロナにかかったよ!w (本当にこんな感じです) 言っておくけど飛行機で感染したわけじゃないから! 基本的に飛行機でのクラスターは聞いていない(換気が皆さんが思っているより良いためかと)。かかった場所は友人の結婚式で集団感染。20人検査を受けて16人が陽性。ただ、それ以外の人の多くもかかっているけど、自身も含め検査に行くかどうかは任意なので、検査をしてない人も多い。なので検査を多くしていると言われているアメリカでも明らかに集団感染していても検査してない人も相当数いるので、実際の感染者数は遥かに多いと思う。とは言え、自身も含め多くの人は普通に回復するので、感覚的にはインフルにかかったな、ぐらいの感じ。実際重症化しない限りは何も出来ないし、多くの人は病院もいっぱいで返される。 また、この結婚式で持病持ちの79歳男性が一人死亡はしました。(直接の知り合いではないけれど)。 因みに、同居しているパートナーとは当然濃厚接触するのでパートナーにも移ってます。会社にもきちんと状況を伝え、2週間休んで今は通常通り出勤。 国内線はかなり間引き運航はしているものの、基本的には飛ばしている。搭乗率は平均で5%ぐらいな感じ。参考までに、今アメリカ国内は結構普通に飛べるけど、ハワイだけはかなり厳しい対応を取っていて、観光で言っても2週間ホテル滞在で、セキュリティーもついているので本当に簡単に外に出ていけない。 バーやレストランなどは全て閉まっているけれど、特に外に走りに行ったりするのは普通に出来るけど、今はなんとなく外には出て行かない。とりあえず一回かかれば、免疫が出来ると思うし、ある意味安心している。 一回かかった人が2回目かかったっていう人は今の所聞いていない。
2 ハワイ在住 30代 男性 医師
ハワイは先月中旬まではそもそも検査を殆どしていなかったので感染者数の報告はかなり抑えられていたが、今は検査数も増え、感染者数が増えて来ていて、ベッドも埋まりつつある。ちょっとやばくなってきたなという雰囲気(医療業界は)。バーやレストランは全て閉まっているので、かなりつまらない。ビーチも場所によっては封鎖されていては入れないけど、不要不急の外出は海の中には適用されないからか、普通にサーフィンしている人はいる。不要不急の外出は禁止されていて、罰金は最高で5000ドル課される。(アメリカは州によって対応がかなり変わるのかと) また、散歩はオッケーとされているが、不要不急の外出は罰金なので、リスクは取りたくないのでスーパーへの買い物と仕事以外は外に出ていない。運動はしばらくしていない。(元々はハイキング行ったりジョギングしたり週一程度でしていた)
3 バンコク在住 40代 男性 会社役員
4月1日より夜間12時~5時までの外出禁止令が発令。公園も4月2日から閉鎖。ただし、物資の輸送、緊急の用務に携わる者はこの対象に含まれない。外出時はマスクを着用。飲食店も閉鎖。公園を封鎖されてしまいランナーはどうすれば良いのか混乱中。そもそも色々とグダグダしている政府で保証とかも無さそうなので混乱極まりない感じ。
4 ベルギー在住 30代 女性 バレリーナ
薬局とスーパー以外は全て閉鎖。フランスと違い外出許可は要らないけど、外に出ないでという要請は出ていて警察も見回っているから外に出にくい。散歩はしてもいいらしいけど。 家に庭があるので外に出たいときは庭で日向ぼっこ。バレリーナという職業柄もあり、トレーニングはキッチンでやっていて、レッスンはオンラインで受けている。既に3週間続いているこの状況が少なくともあと4週間続くと言われているから流石にきつくなってきた。
こんな感じだそうです。今ヨーロッパとアメリカで爆発的に感染者数増えていますが、唯一集団免疫の考えで多くを自己判断に任せているのがスウェーデン。詳しくはこちら。
不安なら自分で判断して休みなさい!というわけで、学校の先生は3分の1、生徒は4分の1が休んでいるそうです。特に大きな制限をせずに、通常のインフルと同じような感じの政策。これはイギリスもオランダも同じような政策を取ろうとしたけど、市民や医療業界からの大きな反発を受け通常の政策に戻しています。スウェーデンは今感染者5000人超えていて、人口1000万人なので感染率で考えれば日本の50倍ぐらいなんだろうか。他国から批判が集まる中、この政策に国民の8割が支持しているみたいなので、今の所このままいきそうですね。何をしても結局のところ感染するのでどうせ感染するならある程度の予防をしつつ感染させていきましょうという発想。あなたはもし日本がこの政策に切り替えたら支持しますか?
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新コロナウィルスは無くならないなって思ってます。新インフルエンザの時も最初は予防の為のシャットアウトに力を入れていたけど収縮しないので、共存の方針で予防するに変えたって言うのを何かで読みました。
自分はもうコロナと共存するつもりになってきているので、スウェーデンの政策は支持します。みんな良い意味で慣れると良いですよね。
基本的に共存の方針になっているんですが、何故か印象がそうはなっていないという矛盾。人々がいつ頃受け入れるのか。。。気持ちの問題になってきていると思います。