東京マラソンの中止の決定後に一気に多くの大会が中止になってきています。本当にそれでいいのだろうか?主催者が決める事? しかも今回の多くのレース中止はかなりの確率で東京マラソンが影響していると思わざるを得ないタイミング。東京マラソンの前後で一気に状況が変化しているわけではなく、刻々と感染者が増えている事だけ。こういった状況でのレースを開催するかどうかの基準はあるわけではないので、各主催者に委ねられています。当然中止を称賛する(しょうがないという意見も含め)人もいれば批判する人たちもいます。
ただ、今回恐らく一つはまず冷静に起きている事実で判断する事だと思っています。何故なら未来がどうなるかは誰にもわからないから。
このイベント中止の流れを受けて政府が発言したのは
“加藤勝信厚生労働大臣は2月20日、記者会見で新型コロナウイルス感染に伴う大規模イベントの開催などについて、「政府が一律で自粛を要請することはしない」と説明した。”
「主催者が感染拡大の防止の観点から感染の広がり、会場の状況などを踏まえ、(時期なども含め)開催の必要性を慎重に判断すべき」
言い換えれば
開催中止にしなければならないわけではないけど、状況に応じて慎重に、尚且つ臨機応変にやるかやらないかを各自判断・対応してください!!!
これ、本当に難しい判断を主催者側が迫られていますよね。基本的に政府として開催中止を要請しているわけではないので、開催は可能。現に東京マラソンも名古屋ウィメンズマラソンもエリートの部は開催されてます。で、この開催可否の選択を更に難しくしている要因が、不要不急の外出を避けるという発表がされている事。
というわけで、ちょっと視点を変えて考えてみます。
不要不急の外出を避けるというのは結局の所遊びでわざわざ積極的に出かけるな、でも生活に関わる外出はしょうがない。という事だと思います。だって、仕事でも会社に行かなくて済むなら行かない。でも行かざるを得ない人は行く。実際今でも多くの人は普通に満員電車に揺られて通勤しているから。
この状況で政府が屋外でのイベントをコロナウイルスにようる影響で中止にする場合は参加者に返金してくださいってなったら、この状況は一気に変わると思います。現にディズニーランドやユニバーサルスタジオは感染予防に努めつつも会社としては生活(ビジネスに収益に)に関わるので営業を継続するのと同じく、レース主催者側も開催中止による事で大きな赤字を抱えてしまうなら、やらざるを得ない。そして、ビジネスの観点から見れば恐らく大きなレースの開催は一般の部は中止にすることによってマイナスにはならないけど、エリートの部を中止にすることで何かしら大きなマイナスになる事があるからやらざるを得ないんだと思います。そうやってフラットにビジネスの観点から見ればある意味東京マラソンが下した決断は理にかなっているんだと思います。
で、恐らく客観的にレースを中止にするかどうかの判断はディズニーランドやユニバーサルスタジオが閉鎖するかどうかを基準にしてもいいのかなって思いました。これが一番本当に外出がやばい時なのではないのかなと。因みにユニバーサルスタジオのホームページには
新型コロナウイルス感染予防について
2020年2月17日お知らせ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、保健行政機関や医療機関との緊密な連携のもと、パーク運営にあたっています。厚生労働省から発せられているように、新型コロナウイルスの予防には風邪や季節性インフルエンザ対策と同様、お一人おひとりの咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。パーク内の全ての化粧室にはアルコール消毒液を設置していますので、手洗い時にはあわせてご利用ください。また、パーク内で体調が悪くなられた方は、お近くのクルーまでお知らせください。クルーは毎日必ず健康チェックを受けていますが、予防措置としてマスクを着用している場合があります。ご理解ください。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、今後もゲストの皆さまとクルーの健康と安全の確保を最優先に、必要な対策を講じていきます。皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いします。
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