昨日はあまりメッセージが上手く伝わってなかったみたいなので、自転車で例えた方がわかりやすいかなと、再度チャレンジです!もう少し気軽に読んでもらえると嬉しいなと思う今日この頃です。w
というわけで自分のトライアスロンやっていた時の貴重な体験談を書きます。
10年ぐらい前の出来事です。自分はプロ選手?と思うぐらいかなりハードにトライアスロンのトレーニングをしていました。(レベルは完全アマチュアでしたが。汗)1秒でも速くなり、いつかハワイのアイアンマン世界選手権に出たくて必死にトレーニングしていました。
トライアスリートとしてはランもスイムもそれなりのレベルに達していたのですが、バイクだけがかなり低いレベル。バイクをそこそこのレベルに持って行ければ何とかなるのになぁ。と、そんな思いでやっていました。
ただ、バイク、わかる人はわかると思いますがとにかくギアが高い。当然そのギアでタイムが伸びたりsるのですが、例えばホイールのセットだけでも何十万円。全部いいのを買えば100万円なんてすぐにいってしまいます。大学院生だった自分は、バイク専門ショップに何度か通い、どのギアを買うとどれぐらい効果があるのかを調べたりしていたのですが、とにかく一つ一つが高い。お金があればもっと速くなるのにってぼやいていたんです。
何度か通っているうちにオーナーと仲良くなり、そしてぼやいていたら喝を入れられたのを覚えています。
オーナー
“ぼやくなら自分のペダリングなどのスキルを磨いた上でぼやけ!そもそもの基本も何もなっていないのにそんなギアだけ揃えたところで豚に真珠だよ!”
ぐらいなことを言われたんです。
自分
“自転車なんてただ漕ぐだけじゃないんですか?”
正直、自転車の漕ぎ方の技術なんて多少はあってもそんなに影響しないだろうって思っていました。
オーナー
“はぁーっ?? お前は本当に自転車のことを何もわかっていない。ちょっとそこの自転車こいでみろ。”
そしてローラー台に乗って漕ぐこと数分
オーナー
“あー、本当に酷いねぇ。心肺機能は高そうなのに勿体ない。わかった、俺がスポンサーしてやる。全部トレーニングを見てやる。そして技術が上がったうえで必要だと思うものがあったらその時にうちで購入してくれ。”
そして二人三脚が始まります。大所帯のバイククラブの練習会に参加していた自分は、A-Dクラスの練習で、C-Dの間をウロウロしていたのが半年ぐらいですぐにAクラスまであがり、しかも比較的余裕を持ってついていけるようになったんです。勿論余分な物は購入せず、しかもトライアスリートの殆どが使っている風の抵抗を減らすためのエアロバーまで取ってしまっていたにも関わらず。必要最低限のギアで自分の技術を磨いていったんです。
気づいた頃にはかなりのレベルに。オーナーも自分のレベルがかなりのところに来ているのをわかっていたので、30万円ぐらいするホイールのセットをレース当日だけ貸してくれました。結果大きな目標としていた予選会では暴風が吹き、体の軽い自分はバイクでは飛ばされそうになり大変で、でもそんななかかなり踏ん張り悪条件にも関わらず成績も上りました。残念ながら世界選手権には手が届かなかったのですが、そんな事よりも、物を買わずに相当速くなったことがとにかくうれして。勿論最初からギアを買って今まで通りトレーニングしていたとしても多少はタイムは上がっていたかもしれませんが、達成感は全然違ったと思います。
このオーナーと同じ気持ちが自分にはあるんだと思います。 確かにほっとけって言われたらそれまでですが、ランニングでも走る技術面で大きく変わると思いますし、まずはギアに頼る前に自分の走る技術を磨いたらって思うんです。
選手でいうなら、心肺機能も高いし、体脂肪もかなり少ないし、極限まで追い込んでいるのかもしれませんが、走る上で必要な技術が欠けているように見えるので、まずはそこの部分を身に着けたうえで本当に重要なレースだけその人のタイムが一秒でも速くなる物をはけばいいと思います。そしてその欠けている技術が裸足で走ると見えやすくなる。
本当はこのスキルは裸足で不整地を走って育っていれば自然と身に着くのだと思いますが、今の時代そういう環境で育つ人の方が少ないので、結果的に成長してから身に着ける必要が出てきているんだと思います。
で、色んな人が突っ込んで来そうなので先に言っておきますが、結果自分も自転車で最後のレースでは最高級レベルのホイールを使ってタイムをあげたわけですが、それはそれでいいと思っています。まあ、これを読んでどうとらえるかはお任せしますが、世界最高レベルで裸足で競って世界記録を樹立した人達は本当にすごいなって純粋に思っているだけです。そして自分の生きている間にその瞬間を見れたら最高です。
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一応言っておきますと自転車競技は機材スポーツと言われていますが……
歩き出した時からシューズ履いてるのに今更裸足で走れとかちょっと無理ですね。怪我しますし。トレイル大会で裸足で優勝する人がいないのは何故なんでしょう。裸足でトレイル(上に書いてある不整地)走ったらすぐに怪我すると思いますが。まさか芝生や砂場を不整地と言うんではないですよね。
そういえばマラソン大会で足を血だらけにしてリタイアしている裸足ランナーを見ました。痛そうだったな。
ここまで来ると裸足信仰、宗教ですね。どうぞ自分の信じる方法で早くなってください。僕はシューズ履いて走ります。怪我したくないし、冬寒いし。(冬も裸足なんですか?)
誰がどう思っても自由ですからね。そうでしょう?
まさにこういう人が増えすぎてるのが問題なんですよね。
動き作りという意味で走る技術を磨くという事ですから。
裸足でトレイル大会優勝している人がいないのは裸足で育つ人がいないからですよね?一昔前までケニアの15歳ぐらいの子達が裸足で走るペースがどれだけ速かったか知らないんですよね? この身体能力の差。 裸足で育って無いから今更できないって。。。本来持っている動きですから。
これだけ機能が良くなりながら怪我が減らないのは?なぜ裸足で育つ人が現代人が抱えているような故障をする人がいないか。 当然知らないからしょうがないですが。
冬は寒い。当然です。自分もずっと裸足で過ごすわけでは無いし、臨機応変に履いたりもしますから。
そして自転車は機材スポーツ!ではランニングは?ランニングですらそういう機材??無しでは出来なくなっているわけだから。
そしてケニアで裸足で育った選手がシューズで走るようになるはまさにあなたみたいな人達のせいで履くようになり、今まで抱えていなかった怪我をし始めてるんです。どっちが宗教かちゃんと身体の機能を勉強してから言ってください。