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Running with Kenyans イテン村 Day 2 トレーニングが始まりました!

Running with Kenyans イテン村 Day 2 トレーニングが始まりました!

イテン村2日目 6am

トレーニング開始です!どのようにトレーニングされているかはこの後に書くとして、まずは自分の行動を。

5:45ぐらいに起きて、さっと着替えて出発。チャールズ君は現在故障中でゆっくりなグループで一緒に走る事に。ちょっと安心しました。

ホテルから1kmぐらい行った所にそのグループが集まっていて、恐らく30人ぐらいはいた感じ。ウォームアップもストレッチもしている人は殆どいない感じです。そして誰かが声をかけトレーニングが始まりました。

この日は20kmのペース走。ただし、自分たちはゆっくりのグループなので遅めで行く事に。あくまで彼らにとってなのですが。

走り始めは恐らくキロ4分半ぐらいかなと。これなら自分でもついていけると思ったのはつかの間。恐らく200mも走らないうちにどんどんペースがあがり、恐らく3:30ぐらいに上がっていたかと思います。

なんとかくらいついて行くも、ロードにしてはアップダウンも激しく、でも上りだろうとペースが変わらない感じ。しかも自分はこの日が走る初日。ここイテン村は2300mぐらいの高地なので空気が薄く、高地に慣れていな自分は1kmぐらいで息が完全にゼーゼーハーハー。ゆっくりと言っても選手にとってのゆっくりなので速すぎます。。。でも途中で落とされると1人ぼっちになるのでなんとかくらいついていくも息はどんどん上がってしまい3km地点で外れろと言われてしまいました。 グループで走っているので自分みたいに呼吸やリズムが乱れてついていくと他の人に悪影響にもなるし、本人にとってもよくないので外される事に。

まあ、想定内の展開ですね!w 1人で歩きながら景色を楽しんでホテルに戻りました。この日はどこのグループもペース走をやっていたのでそこら中で凄い走りを見る事が出来とってもいい刺激になりました。世界トップクラスのランナーの練習をこんなに身近に頻繁に見れるのもいいですね。

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さて、イテン村のトレーニングの仕組みが一体どうなっているのかを探ってみました。

まずはトレーニングキャンプとトレーニンググループの違いについて。

トレーニングキャンプはコーチがいて、宿泊も食事も全て選手のために管理されています。以前はこのトレーニングキャンプは一般の人でも交渉次第で入れたみたいです。村上さんがいた15年前はまさにそんな感じでかなり開かれていたみたいです。(ただ、そういう人はかなり少なかったとは思いますが)しかし今はこのトレーニングキャンプは完全に大手企業によって厳しくコントロールされるようになったみたいです。少なくともイテン村では。

IMG_1562

参考までに、これはある大手メーカーのキャンプです。完全に閉鎖されています。ちょっとでも何かしようもんなら選手登録を外されてしまう事もありみたいです。

ではトレーニングはどうしているのか。トレーニングはこういったキャンプ間の壁は無く、昔からずっとキャンプの垣根を越えて一緒に皆でトレーニングをしているみたいです。速くなるために。

メニューは概ね下記の感じだそうです。

月曜 hard long run
火曜 interval
水曜 easy long run & physical
木曜 uphill
金曜 interval
土曜   hard long run
日曜    rest

というわけで自分の初日は概ねhard long runの日でした。long tempo runを走る様な日は多くの人が集まります。どこでどんなグループがどのコースを走るのか? そんな疑問が湧いて来ます。自分にとって一番いいトレーニングをしているグループを探そうって思いますよね?

ここが基本開けてはいるけれども、ちょっとトリッキーな感じ。何故ならこういった情報はネット上などでは一切公開されていないから。電話などで誰かに聞くわけでもなく。

全ては “口コミ” 面白い!!!

で、コースとグループが分かっていれば遠くに住んでいても、途中から参加出来るので皆が走ってくるのを待って途中で加わるという感じです。そうやってトレーニングキャンプに入っているスポンサーアスリートも、ホテルに泊まっているアスリートも、地元のランナーも皆一緒にトレーニングしているわけです。トレーニング環境としては最高ですね!当然ペースも大体分かるので自分の家を何時に通過するかも大体予測出来ますからね。1人でトレーニングしても強くなれない。常に人と走る事でお互いに刺激し合って走る。上手く表現出来ませんが、とても強く暖かい感じです。

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トレーニングのサポートについて

40kmのハイペースなトレーニングにはどうしても補給のサポートが必要ですよね? よくビデオとかでも車やトラックなどが着いて来てくれて水などをくれたりするのを見た事がありますが。トレーニングは誰でも参加出来るので、ではそのトレーニングを誰がサポートをするのか?

因に20kmぐらいの練習では基本補給は0。あと皆長袖にロングタイツを履いていて結構汗もかくのですが、それでも水は飲まないみたいです。

しかし40kmとなるとどうなるのか。基本的にはメーカー所属のまねージャーなどがサポートをしてくれているみたいです。なのでそういった情報を調べて、練習開始前にボトルを預けさせてもらう。

ところが、中には意地悪なマネージャーもいるので、自分の企業の選手意外には水をくれない人もいるみたいなので要注意。ただ、そういうのも当然選手の間では情報が回るので、他のマネージャーの所に行ったり。でもやっぱりトレーニングの内容を優先するので、そういった事を覚悟で行ったりもするみたいですね。 因に仲良くなった選手の1人は、個人で活動していて、A社がサポートするトレーニングに参加したけれども、水は40kmのトレーニングで一回だけ一口もらえるだけだったという。この選手も日本記録よりも速い記録を持つエリート選手ですが、結構過酷な状況でトレーニングしている事は明らかな感じです。スポンサーがつくかつかないかでかなり大きな差がありそうです。でもそのスポンサーがつくかつかないかでの選手の差はかなり少ない感じ。要は運やタイミングがかなり必要になってくる感じです。

2日目にしてちょっと情報入れ過ぎですよね!w

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

4 Comments

  1. ナオミ · 2016年2月28日 Reply

    吉野さん、すごいですね。
    日本から陰ながら応援してます。

  2. Him · 2016年3月1日 Reply

    Google translate didn’t make sense! lol. Did you train 6 days and rest only on Sunday?

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