先日行われた菜食と肉食についての討論会。まあ対決っていうわけではないのですが、でもやっぱり対決っていう形になっていましたね。
まあ、どっちがいいのとかはさておき、まずはレースを走るにあたってという事で。
今でもレース中の主流は心拍数などから消費カロリーを導き、それに応じた糖質をレース中に取る的な感じなのかと思いますが、そもそも糖質を取らなくても脂肪が燃える身体にしておけば殆ど糖質無しでも走り続けられるという。でも脂肪の燃焼ではスピードが出ないから速くは走り続ける事は出来ないと。
そんなイメージでしょうか。ただ、忘れてはならないのが、それってその人の身体の使い方でもスピードは大きく変わったりするのでそんな単純な話しではないのかなって思っています。
そういえば、世界のトップウルトラトレイルランナーで絶大な人気を誇るスコットジュレックは確かビーガンで、補給食は糖質が中心という。
参考までに裸足100kmの世界記録を破った二人は何を食べていたのかと思い聞いてみました。
1位でゴールした山田さんからのメッセージ
“コンビニで買ったお菓子を少し。あとはエイドの果物を沢山。コーラを何回か。”
2位でゴールした石川さんからのメッセージ
“主にポッカレモンを入れた炭酸水。500ml×5本ぐらい?クエン酸ドリンク500ml×2本。 厚焼き玉子2切れ、塩分チャージ8個、グレープフルーツ・梅干しは1かけ。 唯一食べた糖質は、終盤のお汁粉くらい。 ちなみに、レースの朝はゆで卵とコーヒーと生クリームでした。”
山田さんは一般的な感じの補給だけれども、石川さんは殆ど糖質をとっていない。元々糖質制限のかなり厳しいMEC(肉卵チーズを中心に食べる食事)食をやっている石川さんは明らかに最初から脂肪だけを燃焼させて走っている感じ。
イメージ的に肉食は短距離、草食は長距離的なイメージはあるものの、石川さんは改めてかなり常識を覆しているなぁと思います。
食事という意味でスコットジュレックの影響を受けた人も多いと思いますが、速い人が何をしているか=自分が同じ事をすればそうなる とはならないわけで。参考にするだけですかね。
人間の身体って本当に不思議だなぁと。
参考までに、健康って事を考えるとうちの父を見ていると本当に何がいいのか分からなくなる。
40年以上毎日60本以上タバコを吸い続け、50年以上多量のお酒を飲み続け、特に若い時は毎日一升瓶を空けていたという。また何十年もパチスロと麻雀やっていたのでかなり空気も悪く、生活不規則だったことは間違いないかと。食べ物は焼き肉と白砂糖たっぷりのすき焼きとラーメンが好きで、飲み物はオロナミンCとスプライトを常に飲んでました。いわゆる健康っていう所とはかけ離れていたような気がします。
もしくは幼少時代の食べ物が大きく影響している? 因に父が言っていた昔食べていたのは野良犬、うさぎ、魚、貝、果物、コオロギ、野草、雑穀少々とか言ってたかな。基本常にお腹空かせていたみたいですが。
纏めると、幼少期は食べれる物を食べていた。大人になってからは食べたい物を食べていた。年をとってからは脂身を避け、量を減らし、質素な食事をしつつ、いわゆる健康食品っていうやつを取り寄せて食べています。
基本健康を意識した食事をするわけでもなく。それでも80近くまで元気に生活しています。まあといっても流石にここに来て色々と問題は出て来ていますが、でももう80ですよ。凄いなって思います。最終的にはその人の生命力?
まあとにかく一つ言わせてもらうと白砂糖の取り過ぎはよくないっていう事はどこも共通しているのかも。(レースの当日だけなら大丈夫かとは思いますが)自分も砂糖に関しては実際に筋肉が硬くなるのを何度も経験しているだけに避けたいところだけど、なんてったって中毒性がありますからね。気をつけよう。
で、肉食VS菜食
ちょっと気になったのはやはり糖質の話。糖質の質は果物と白砂糖では大きく違うと思っていますが、肉食派は基本全部同じ感じって事。 また、昔はという意味では凄く説得力あるし、とても理論的ですが、寿命が昔と今では随分違うと思うし、っていう事を聞きたかったなぁ。だって、自活しることを考えると身体が衰えたらやはり肉を確保するのは相当難しいけど、野菜や果物なら確保出来るしなぁ。なんてね。
また菜食に関しても、最近の家畜の問題を指摘していましたが、それは野菜も同じかなぁと。農薬だけでなく、遺伝子組み換えなど。まあ色んな問題があり、多くの人の食を賄うという意味で今のスタンスになってきているのかもですが。でもそれが行き過ぎているから戻し始めている。そんな感じでしょうか?
いずれにせよ、現代病になってしまっている人にとっては本当に糖質という物を特に考えて行かないとなぁと。
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