先日奈良県にある小学校で裸足ランの講演をやって欲しいという事で関西方面では初となる小学校の講演をやってきました。
実際に動きを見せながらの室内での授業と
屋外で思い切って身体を動かすという組み合わせ。屋外はあまりにも痛いというので靴を履きたい子は個人の意志で履いてもらいました。
自分が小学校でのこういった講演会や講習会が慣れてきたというのもあり、子供達もノリノリで凄く楽しく盛り上がりました。
実は今回はランニング用ソックスの開発協力も兼ねて行っています。そう走れるソックス。既にヨーロッパの方では出ているみたいですが、自分が協力依頼を受けている所は半端無くいい物が出来てくると思います。楽しみです。
で、改めて裸足教育が何故重要か。
(資料)厚生労働省「国民生活基礎調査」(2010年)
小学生から高校までの骨折数の発生率がここ40年で大きく上がって来ているのです。
これ自分が回っている小学校や、小学生のスポーツ指導を長年している年配の人達の多くが危惧している事。転んだ時に手が上手く付けなかったり、えっ??って思う様な事で大怪我をする事が凄く多くなって来ている。 これは肌で感じている人も多いのではないでしょうか?
外で運動しなくなったとか、スポーツの指導が良くなり高いパフォーマンスを幼少期からするようになったとか色々と言われていますが。
色んな物が危ないからという事で取り壊され、高い所から飛び降りる様な機会も一気に減り、安全にしようとした結果大きな怪我が増える。これ自分たちの団塊ジュニア世代の人が大きな原因を作っていると思います。高度経済成長の真っ只中で生まれ、物が溢れ返っている時代。何でもありの時代。 そのツケが今回って来てるんだと思います。全てお金優先。子供まで。。。
そんな話しはさておき、実際に裸足教育を取り入れてから大きな怪我の発生率が一気に減ったというデータがあるのもご存知でしょうか? 自分の身体は自分で守る。そんな発想が今の時代には大きく欠けている。
だからこそ裸足教育は本当に今の時代にはとても重要だと思っています。大人になってからじゃ時間もかかるし、そもそも身体が弱過ぎて何をやっても結果怪我をする。いいシューズ履いても、裸足になっても。
順応性の高い子供のうちにそういった動きを身につけ、中学になってから履きたい子は履けばいいと思っています。また足を切るとかいうのであれば、昔のペラ履や、ソックスとかにして欲しい。そんなわけで、これからも頑張ります!
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中学生は宇宙人。その心は 宇宙飛行士と骨粗鬆症:1Gの重力の地上では、運動によって骨に荷重刺激が加わり、骨にカルシウムが蓄積されます。一方、微小重力の宇宙では、骨への荷重負荷がかからないため、骨からカルシウムが放出され、骨粗鬆症患者の約10倍の速さで骨量が減少します。NASAのデータによれば、大腿骨頚部(足の付け根の骨)の骨強度は1ヵ月に平均2.5%減少、6ヵ月間の宇宙滞在で平均15%減少するとの報告があり、帰還後に転倒すると、骨折するリスクが高まります。(JAXAより)
情報ありがとうございます。ちゃんとした重力を感じてしっかりとした身体を作っていってもらいたいですね! そもそも転倒しないようなバランス感覚、転倒しても転倒の仕方、そもそもの身体の強さ、自然に身に付いていた事が、段々と出来なくなってきているので、本当に頑張って広めていかなければですよね!
30年前ですが私の小学校は、体育は冬でも裸足でしたね。強制ではないけど男子は冬でも半袖短パン裸足みたいな雰囲気の学校でした。霜で固まった校庭を持久走して水ぶくれになったりしたものです。今思えば仙台の寒空でよくやってたなと思います。
よく風邪をひくひ弱な子供でしたが、確かに丈夫な身体になったと思います。
たまに聞くんですよね、本当に寒い中ずっと裸足だったっていう話し。だからと言って風邪を引く人が多いかっていうと逆に少ない感じがするって。特に子供のうちにそういう経験をしておくのは大切なんでしょうね。自分は全く子供の頃はそういう経験が無いんですよね。だからこそ順応に時間もかかっていますが。でも頑張ります!