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短距離選手に学べ! 筋肉のスイッチの入れ方、抜き方をもっと正確に 〜ゆったり走ろう〜

短距離選手に学べ! 筋肉のスイッチの入れ方、抜き方をもっと正確に 〜ゆったり走ろう〜

昨日は元シェアメイトでもあり、親子かけっこ教室などを一緒に何度かやってもらっているツバサを裸足ランニングクラブ東京の練習会に講師として来てもらいました。以前からずっと走りの事とかを何度も熱く語りあっていたんですが、イベントの時は2人同時進行で教えていたので彼の走る姿をちゃんと見た事がなかったし、教える時の説明も聞いた事がなかったので、ワクワクしながらクラブメンバーと一緒に自分もレッスンを受けました。

多分気づいている人も多いかもしれませんが、自分は人の所に学びに行くっていう事は全くしていません。師匠というような人も存在しません。本も殆ど読みません。何故なら自分は専門家を目指しているわけではなく、一般ランナーに“最低限”ある程度身体の機能は使える様にしてもらたいっていう思いが強いので、最大限に使うんだったら極めている人達の所に行ってもらいたいって思っているからです。広めたい思いが強過ぎて、学びにいく暇があったら広めたい!ってね。 ただ学ぶのも大切なので、だったら自分の所に呼んじゃうのが早い! 効率重視です!w

そんなわけで、高岡さん呼んだり、ジェイソン呼んだり、細野さんを呼んだりと。色んな分野の人達の動きで参考出来そうな所だけを盗む!そんな感じです。

さて本題に入ります。

テニスや野球、ゴルフなどを経験している人なら分かり易いと思いますが、インパクトの瞬間に筋肉のスイッチを入れるのが大切なのは分かりますでしょうか?打つ直前までは力が抜けた状態(リラックスした状態)で打つ瞬間だけ力がスッと入り、打った直後には力が抜けている。上手い人には共通する事です。下手な人は打つ前から力が入り、打った後も力が残っている。

これを走りが上手い人は足が地面に接する瞬間に同じ事をやれる。これを如何に正確に出来るかで地面からもらえるエネルギーが全然変わってきます。 そしてツバサの走りを見ていて思うのは、彼自身説明もしていましたが、腕振りとの連動が本当に綺麗というか正確というか。腕を振るというより、腕が振り子のように動く時に肘が身体の真横を通過するタイミングと足が地面に触れる瞬間のタイミングがとても綺麗というか。恐らく腕はとりあえず引いておいて、重力で下に勝手に力を抜けばストンと勝手に落ちてくるのでその落ちてきたタイミングと接地のタイミングを合わせる。

これを自分は“そこそこ”出来ているのですが、ツバサは本当に洗練されています。まあそりゃ元々日本のトップクラスで走っていますからね。流石です!

そしてそのタイミングの瞬間だけに筋肉のスイッチを入れる。如何にその瞬間を洗練させるかで走りのゆったりさが変わってくるのかなぁと。よくケニアの選手が走っているのを見ているとなんかジョギングしているかのようなゆったり感ってあるじゃないですか。 あんな感じ。 速いスピードでもあれだけゆったり走れれば、本当にスピードを出したい時にいつでも出せる。 走るにゆとりがあるんです。このゆとり!!!

自分は短距離を一切やっていないからかもしれませんが、車で言うギアが自分は1ギアしかない。彼は3−4ギアある感じかな? 自分は3速でずっと走る感じ。後は回転数で調整。でもツバサはスピードによってギアを変えれる。そう、4速、5速というギア。 あれは直接見ないと伝わらないかもですね。

そんな一気には出来ませんが、昨日はそれを練習の中で少しギアを変える感覚があったので面白かったです。ただ長い距離を走ればいい!って思っている人には響かないかもしれませんが、人間の走るという能力を引き出したい(距離に限らず)という人にはかなり響いたのではないでしょうか?

因に昨日久々にいい感覚で走れました! 結果的に意識がタイミング(リズム)や姿勢に行っていたのでそれも良かったのかな。そして接地の瞬間にスコンとエネルギーをもらう感じも昨日はよりいい感じでもらえた気がします。いつもはもうちょっと漠然とやっていた事がかなりクリアに出来たのかな。でも動きってやっぱり継続して良くして行かないとですね。まずは距離よりも質をあげていきたい。あのゆった感! 奪いたい!

いつも表現が感覚的で分かりにくくてすいません。でも今の自分の素直な感覚をそのまま言葉にしたらこうなったっていう感じです。

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

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