少しづつですが、着実に増えて来ている裸足ランナー。この9割以上が芝生やタータン(陸上競技場など)で走っていると思います。そして残りの一割の殆どは恐らくアスファルト。
トレイルを裸足で走る人は殆どいないと思います。(勿論ビブラムやワラーチは裸足にはカウントされません)殆ど走る練習をしていない自分ですが、走る時の8割ぐらいは裸足ですが、基本近くの陸上競技場で裸足で走っています。 代々木公園の外周が不整地になっているのですが、そこで走る時は大抵ビブラム履いています。
不整地を裸足で走るというのは本当にハードルが高いのです。そして、毎年全国から飯能ベアフットマラソンにいきなり裸足でチャレンジしてくる人達が多くいるのですが、みんな本当に楽しそうに、でも痛そうにがれ場を走りますというか歩きます。
自分は今回のレースは18kmの部にエントリーしました。勿論周りの人達ほど自分は走っていないし、走っても一回辺の距離はは3km〜8km程度。ゴールデンウィーク中だけガレ場の裸足を少しはやりましたが、基本はやっていません。
だから自分だって他の参加者同様ガレ場は痛いです。ただ、その痛いのをどれだけ最小限に抑え、最速で駆け抜けられるかが勝負の分かれ道。この大会、今回は相当レベルの高い人達が参加していましたが、そのど真ん中に分け入って5位に入る事が出来たのもおそらくガレ場の切り抜け方が大きく違ったからだと思います。
さて、ガレ場の走り方。
さて、そんガレ場を走る他のランナーを見ていると、痛い、痛いと上に上がってしまっている感じ。もしくは痛すぎて歩く。 歩くのはいいと思いますが、痛いからといって上に上がってしまったら、もっと痛くなりますよね。上に行けば行く程衝撃が増えますからね。 痛いって思って飛び上がりそうになる勢いを前に向けるだけ。本当にただそれだけです。なのでスタスタ小走りで走り抜ける。そんな感じですかね。勿論度合いにもよるのであまりにも痛ければ歩く事もありますが、大抵はそれで切り抜けられると思います。
よく、慣れって言われますが、その慣れの中にはこうやって上手く切り抜ける走りを体で学んで行くというのもあるんだと思います。ずっと不整地走っていれば別ですが、芝生とかを裸足で走っているだけだったら足の裏は大して厚くならないと思うので。
ブッシュマンなどの足の裏の皮の厚さを研究した人達がいますが、確か8mm〜10mmぐらいだったとか。自分たちは恐らく3−4mm? 彼らの感覚はおそらく自分たちがビブラムを履いたような感じになっているのかなぁなんて思いますが。いずれにしても、置かれた環境でそこをどうやって最善の状況で切り抜けるか。そんな発想って人生を生き抜く上でも役に立つのでは?w 5kmの部からでも来年皆さん裸足でチャレンジしてみませんか?
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