一瞬ですが、秋に香川県で行う予定の裸足フェスの打ち合わせで実家に帰って来ています。実家、帰ってくる度に色々考えさせられますね。 いかに消費を増やすかが経済の鍵、的な事が言われ、消費社会になり、いろんな物が使い捨て、もしくは短期的に使う事が前提に作られて来ていますが、そんな時代に作られたものでさえもずっと使い続けている両親。
ママチャリですが、これ恐らく自分の小学校の頃から使っていて、引っ越しの時にも持って来ているやつ。ってことは30年近く使っている事になる。籠は錆び付いて形もぼろぼろですが、以外にも普通に乗れています。
そして次は文房具。今は熱で消せるペンとか出て来て本当に便利になりましたよね。そんな時代にも今でも鉛筆に鉛筆削り。流石に電動の鉛筆削りを使っているみたいですが、いつのやつ??? ハサミも時代を感じさせます。定規も昔は竹で出来ていましたよね。ずっと使い続けているみたいです。
そして、消火栓。これ皆さん使い方わかりますかね? 昔は点検やっていましたよね。最終点検日が昭和58年となっていますが。。。
そして、工具、ハエたたき、郵便受け、ほうき。はえたたきはまさに、プラスチックで長持ちしないのですが、壊れたまま使っているみたいですね。ほうき。。。これ学校によくあったやつ!おそらくこれ地元の小学校と強いつながりのある母が、小学校で捨てるようになったほうきをもらってきたやつだったかと。
そして暖房器具?? これ湯たんぽですかね?これも消費社会になってからのプラスチック製のやつ?
そして、時代は進化し、アンカーになりました。分かりますよね?
そう寝る時に足元が寒いからって使っていたやつですね。コードがぼろぼろになるのでガムテープで補強してあります。
冷たい物は冷たいまま、そして温かい物は温かいまま保存出来る魔法のような今で言うペットボトル的存在だった魔法瓶! これって凄い画期的だと今でも思うのですが、最近は自販機やコンビニで買えちゃうので必要性がなくなっちゃいましたね。
そして、スリッパ?? これもガムテープで補強しまくっています。よくよく考えると、消費社会で生まれた物+ガムテープさえあれば長い間使える?
物が本当に無かった時代に物を大切に使って来た自分たちの親の世代。自分が育ったのは使い捨ての時代。服も1シーズンしか着なくなってきている人いっぱいいるんじゃないでしょうか?
あ、服。
父はこの上のパンツの事をトレパンと言っていますが、お尻に思いっきり穴が履いていますが、まだまだ履けると言って履いています。ゴムだけは伸びてしまうのでゴムは変えたみたいですが。
色々と考えさせられますね。裸足ランニング、時代を少し戻そうという感じでも捉えていますが、物の消費に対する考えも、今ではエコと言われ戻って来ていますよね。ほどほど便利ぐらいがちょうどいいんでしょうね。そんなわけでちょっと裸足からは話がそれますが、今日もブログの応援宜しくお願いします。下のマラソンアイコンをポチッとワンクリックお願いします。
僕の好きな詩のひとつです。
父は今年二月で六十五
顔のシワはふえてゆくばかり
仕事に追われ このごろやっと ゆとりができた
父の湯呑み茶碗は欠けている
それにお茶を入れて飲んでいる
湯飲みに写る 自分の顔をじっと見ている
人生が二度あれば この人生が二度あれば
母は今年九月で六十四
子供だけの為に年とった
母の細い手 つけもの石を持ち上げている
そんな母を見てると人生が
誰の為にあるのかわからない
子供を育て 家族の為に年老いた母
人生が二度あれば この人生が二度あれば
父と母がこたつでお茶を飲み
若い頃の事を話し合う
想い出してる
夢見るように 夢見るように
人生が二度あれば この人生が二度あれば
人生が二度あれば この人生が二度あれば
この記事でこの歌を思い出したんですね! 有り難うございます。
すっごいですね。ここまで物持ちがいいなんて!
でも消火栓と電気あんかは替えたほうがいいと思います(笑)
まあ消火栓は特にですよね! でもそれは親が決める事なので。。。