今行われている真っ只中のオーストラリアンオープンテニス。自分はテニスが好きなので、出張の合間で少しだけ見ているんですが、本当にテニスもどんどん変わって来ています。進化しているのは物だけのような気がしてなりません。元トッププロ達も当然色々と感じていると思います。
ゴルフの丸山茂樹。彼が残したコメントに下記のような物がありました。原文はこちら。
■日本人プロは圧倒的にパワー不足
――では米ツアーで戦える選手は日本にどれくらいいますか?
ほとんどいないでしょう。英樹と遼以外は厳しいです。「チャンスがあるなら、行ってこい。行くだけ行って、見てくることが大事だ」とは言います。じゃあ、米ツアーに定着して活躍できる選手がいるかといえば、残念ながらいません。なぜか。技術とかは関係ありません。今の時代はパワーです。日本人選手はパワーが圧倒的に足りません。パワーですべて押し切られてしまう時代です。ボクは英樹みたいにロングアイアンでパー5を2オンできるパワーもなく、安定感にも欠けていました。
ただ彼らより秀でているものがあったとすれば、ゴルフ力の高さでした。今の若い外国のプロたちが、そんなに能力がなくても上位に行けるのは進化した道具があるからです。ボクらはパーシモンドライバーでゴルフを覚えて、テクニックが求められるマニュアルを操作しながらコントロールしていた。今は道具が目覚ましく進化した。クルマに例えるなら、シフトチェンジボタンがついたハンドルを持って右、左と運転すればよくなった。要するにフィーリングゼロの時代。進化した道具にキチンと対応できてパワーがある人間が上にいく。
因に、伊達公子も全く同じ様な事をテレビで言っていたのを思い出します。昔はナブラチロワ、グラフ、ノボトナ、サンチェス、サバチーニ、セレス、ヒンギス。なんか本当にそれぞれの個性が凄く際立って技を競い合っていた。伊達公子もそのうちの1人。でも今は得に女子のテニスを見ていると同じ様に見えて来る。。。そう思っている人も少なくはないと思います。
特に伊達の場合は現役を復帰して実際に戦って思っている事なのでかなり説得力がある気がします。
丸山茂樹が言う、道具がどんどん進化し、その道具に対応出来てパワーがある人間が上に行く。フィーリングゼロの時代。
色々と考えさせられます。
ランニングですら、本来であれば自分の身体一本で物に頼らないはずがどんどんそういう方向に来ているのを感じています。感覚なんてどうでもよくて、パワーで押し切ってしまう。結果さえ出ればいい。
これを言われてしまったら何も言う事はありません。 確かにスポーツとしてやる以上、競技なわけで結果が求められるし、一般ランナーだって競技としてやっている人は結果を求めて日々努力するんですよね。それはそれで素晴らしい事だとは思いますが。。。
それにしても、特にテニスの女子のフットワークがあまりにも雑な人が多くて気になってしまいます。今度そういう目で女子テニスのフットワーク見てみてください。最後に良かったなぁっていうのはエナンかなぁ。感覚というかセンスというか。
こうやって少しづつ知らないうちにどんどん変わって行くんですよね。 いずれにせよ、動きの基本だけは抑えておいて欲しいって思います。心技体とは本当に良く言ったものですね。このバランスが保たれ続けて欲しいです。
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こういうトレンドってぐるぐる回っている気がします。また何年かしたら技術とか感覚重視の時代が来るのでは?(笑)
ふくさこさん?? お久しぶりです! ぐるぐると回るかどうかは、そんなに長く生きられないのでわからないですけどね。回っている感じかぁ。自分はテニスをずっと追っているので回っている感じはしないんですけどね。汗)まあ、でも水泳とかでもありますが、いきすぎると面白くなくなるのでルール改正があったりするのでスポーツにもよる感じだと思いますが。 また走りましょ!