サプリ。 一体どれぐらいの人が普段から飲んでいるのでしょうか?
そういえば自分はサプリを飲みだしたのは大学時代。どうしても学生の時って食事がかなり乱れてしまう。そんな理由で飲んでいたのはクロレラ。それと、親がずっと飲んでいたロイヤルゼリー。なんだか凄く栄養ありそうなイメージですよね。ランニングを始めてからは鉄分とかカルシウムなどのミネラル系のサプリを飲んでいました。 効果があったかって聞かれれば、そんなのわかんない。っていうのが正直な所。辞めた理由も単に続かなかっただけ。すぐ飽きる性格なので。w
で、今回はちょっとだけコンドロイチンやグルコサミンに焦点を充ててみました。
まずはwikipediaで見てみると、
- 効果が無いとする研究
- 50歳~60歳の6691人の女性を対象とした臨床医師が行った無作為化比較試験の結果では、治療目的でのグルコサミンの内服は、摂取と発症に関し有意な影響は見られず、発症予防の効果は証明されなかった[13]。
- メタ分析 (2008年6月まで、2つのデータベースで検索、無作為化比較試験2報について検討) において、変形性関節症の患者によるグルコサミンの長期 (3年間) 摂取は、関節腔の狭小化 (JSN) をわずかに抑えたという報告 (PMID:19544061) があるが、その後、これら2試験を含むメタ分析 (2010年6月まで、4つのデータベースで検索、200名以上を対象とした大規模無作為化比較試験10報) では、膝や腰の変形性関節症患者によるグルコサミンやコンドロイチン硫酸の単独または併用摂取は、関節の痛み、関節腔の狭小化に影響は与えなかった(PMID:20847017) 。
と書かれています。自分も効果がないっていうのを何度となく見ていました。なんといってもここに書かれているデータって7000人近くの人が対象になっているのが凄い。しかし、協和発酵株式会社のホームページにははっきりと
グルコサミンの関節への効果については、膝関節に痛みを持つ人を対象にした試験が実施されています。その結果、グルコサミンの摂取により試験開始前と比べて「膝の痛み」が80%、「日常生活のしやすさ」が50%程度改善していることが確認されました。
と書かれています。こういう会社から出されるデータ、ランニングシューズの業界と似ていいますね。というかどの分野もそうなんでしょうか。そしてメーカーとしてのコメントには
健やかな歩みを応援するのが、“軟骨成分”コンドロイチン・Ⅱ型コラーゲンとグルコサミンです。
と。どこにも膝の痛みが和らぐとは書いてありません。が、そういうイメージを持つ様な感じでは書かれていますね。因に、グルコサミン、うちの親戚のおじちゃんやおばちゃんの殆どが飲んでいます。まあ、結局のところ、本人が決める事ですからね。聞かれれば自分が思っている意見を言うだけっていう感じでしょうか。
軟骨成分を採れば、そのまま自分の膝などの軟骨成分が再生されるようなイメージを持ちそうですが、おそらくそれはなさそうな感じはしますね。因に、日本のサプリなどの健康食品産業は年間1兆円ぐらいだそうです。一人年間1万円ぐらい? そして、サプリ大国と言われているアメリカは確か1000億ドル、すなわち12兆円ぐらい? そうすると年間4万円ぐらいといったところか。
サプリって自分は全く知らない世界。あまり考えた事もないですしね。アメリカ人は本当に好きだなぁ、サプリ!っていう感じです。全く何も飲んでいない人を探す方が大変。
そんな自分が実は唯一今でもレースの時だけは使うサプリがあります。アメリカで売っているthermolyteとかsalt stickっていう電解質系の物。汗と基本同じ様な成分が含まれています。本当はスポーツ飲料とかでもいいのかもですが、糖分がとにかく多すぎて気持ち悪くなります。勿論飲む時もありますが。ハーフマラソンまでは何ともないのですが、それ以上の距離になると必ず足を吊っていて、友達に勧められて飲んでみたら確かに足が吊らなかったんです。で、何度も飲む、飲まないを試したけど、やっぱり飲んだ時だけ足が吊らない。汗かくと何かしらの形で電解質系は必要ですからね。 なので自分が唯一今でも使っているサプリが一つだけあります。なので年間の費用にしたら、100円程度ですかね。w
でも自分も人生の折り返しを過ぎたところ。色んな所に問題が出て来た時に、どう取り組んでいくのか。身体が錆び付かない様に、柔らかい身体の使い方を出来続ける様にしていきたいですね。 そんなわけで、今日はサプリビギナーとしての一意見でした。
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