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【研究】高齢者ランナーは若者と同じ様に歩く〜Runner’s Worldより〜

【研究】高齢者ランナーは若者と同じ様に歩く〜Runner’s Worldより〜

ちょっと興味深い記事が載っていたので掲載します。世界に誇るランニング雑誌、Runner’s Worldより。

よくランニングエコノミーという言葉が使われますが、如何に効率良く走れるかという意味で使われていますが、ウォーキングも同じ様にウォーキングエコノミーという言葉があります。如何に身体を上手く使って移動しているか。ケニア人と日本人のランナーの同じぐらいのレベルでもランニングエコノミーは遥かにケニア人の方がいいというデータ何度か見た事があります。如何に上手く身体を動かしているか。いわゆる自分がいつも言っている量ではなく質が如何にいいか。

さて、今回のウォーキングエコノミーを平均年齢69歳の普段走っている人達と走っていない人達で比べたら走っている人達の方が、ウォーキングエコノミーが遥かにいい事が分かりました。差はなんと22%。因に、この走っている高齢者のウォーキングエコノミーは20代の人達と同じぐらいの良さを保っている。

基本最大酸素摂取量、言ってみりゃ体力の限界は年齢と供に皆落ちて来ますが、走っていればウォーキングエコノミーは保つ事が出来るという事。おそらく、歳をとると供に上手く身体が動かせなくなり、結果歩く効率が悪くなるのが一般的という事だと思います。ただし、走っていれば、効率良く歩き続ける事が出来るという。

また、普段歩いている人よりも走っている人の方が効率良く歩いている事が驚きだと書いてありました。

ここまでは記事をそのままざっくりと訳してみました。

自分が思うのは、裸足で走ったりすればもっともっとこういった事が改善するような気がしています。言ってみりゃ、平均的な20代よりも更にウォーキングエコノミーは改善出来ると思います。裸足で上手く走れている70歳前後のランナーがいたら、この方達のウォーキングエコノミーを是非測ってもらいたいなぁ。あっと驚く様な数字が出てくる様な気がします。動きは本来は年齢とともに洗練させる事が出来るから。

ただし、最大酸素摂取量(いわゆる体力の限界?)はどうしても落ちてくるのでもの凄いスピードで走る事は徐々に出来なくなってくるかもですが、恐らく今の人達の走る質が相当落ちている事を考えれば、まだまだ歳をとりつつもマラソンのタイムは伸ばせるのかなぁと思っています。厚底シューズを履いて走った時間や距離が多ければ多い程時間はかかるかもですが。

自分も今は40歳ですが、そういう意味でこれからが楽しみです。体力は落ちるけれど、質はまだまだ上げられそうだから。裸足で走る=効率良く必ず走れるとは断言はできないが、裸足で走ると多くの人がそういった走る質に意識がいく人の割合が高くなるんだと思います。自分もそうでしたし。 一般ランナーの会話を聞いていれば分かると思いますが、走る質の話なんて殆ど頭にないと思います。9割ぐらいはレース結果(いわゆるタイム)、ペース、ペース配分ぐらいなんじゃないでしょうか? 若いうちはそれでもいいと思いますが、30歳ぐらい超えたら少しづつ考えていって欲しい質。

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

2 Comments

  1. walker(no power walker) · 2014年11月27日 Reply

    『また、普段歩いている人よりも走っている人の方が効率良く歩いている事が驚きだと書いてありました。』って私も驚きでした。走ることからどの様なことが歩くことに有益なフィードバックとして得られるのか?という点に非常に興味が湧きます。裸足ランニングの量をもう少し増やしてみようかな?

    一般ランナーの人達の関心が「走る質」に行きにくいのは、普通のマラソン(42.195km)以下の距離なら質の低いランニングスタイルでも大体完走できるし、そこそこのタイムも出ちゃうからですよね。もっとUltimateなランニングになっていけばそうは簡単に行かないと思います(命がけになっていきますから)。
    それと、裸足で走歩行したことの無い人達はランニングの主役は自分(の身体)だと思っているからじゃ無いでしょうか?ランニング(競技)であれば地(路)面を使って走る訳ですからあくまでも主役は地(路)面だと思うんですよね。舗装路でも硬い・柔らかい、荒い・滑らかというのが有りますし、平坦な様で実は結構起伏に富んでますから。そういった違いが解るようになればもっと楽しくランニングが出来ると思うんですけどね。

    • Yoshi · 2014年11月28日 Reply

      おそらく、衝撃が来る事で、負担が大きくなり、だからこそそれを最小限にとどめようという感じになるのかなと思っています。そいういう点では、裸足ランはもっと衝撃が増えるので、もっと身体の使い方を良くしなければいけない。そんな所から裸足の効果って言うのは大きいのかなぁと思います。

      一般ランナーが走る質に関心が低いのは確かにとりあえず走っておけば完走出来るっていう所にあると思いますが、でもそれで本当に多くの人が膝を痛めたりしているので。そこで気づく人は気づくみたいな感じなんですよね。とにかく身体の事を知ってもらえるキッカケが出来たらと思っています。

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