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デング熱と裸足ランニング。 確率で考える

デング熱と裸足ランニング。 確率で考える

今メディアで大騒ぎとなってしまっているデング熱。その影響で代々木公園はかなり閑散としています。これ本当に騒ぎすぎだと思います。実はこの騒ぎのまっただ中の先週末、代々木公園でイベントをやっていたのですが、案の定テレビ局の人達が取材をしており自分もインタビューを受けました。こんな中イベントをやることについてどう思うかという質問も受けました。自分は参加者本人が来るか来ないかを決めればいいといいました。勿論デング熱にかからないにこした事がないのは当然ですが、とにかく騒ぎすぎ。大げさ。万が一何かあったらとここぞとばかり攻めたがる人達が大勢います。 万が一。。。そんな事を言っていたら何も出来ません。

確率を自分で考え自分で判断する。ただそれだけ。注意する必要はあっても脅す必要はないと思うし、他人を責める必要もないと思います。

参考までに、デング熱は殆どの場合全く問題なく回復します。最悪の場合死に至るケースもあります。年間5000万人〜1億人の人が感染。死亡する人はこのうち12500人〜25000人。すなわち4000人に一人。因に重症化した場合に治療が受けられれば、かなりそこから死亡する確率は下がります。なので多くても1万人に一人程度かと。

これは代々木公園の数多くいるなかで、更にこのウイルスを持っている蚊にさされた場合。しかも、別にこれはたまたま代々木公園で発覚したというだけで、日本の上陸は70年ぶりとか何とか言っているけれども、おそらくいつだってこういった蚊にさされていても、本人は気づかず普通に回復しているケースも多くあってもおかしくないはず。なので代々木公園に限らずデング熱が怖ければ蚊に刺されないようにどこでも気をつけることをすればいいのでは?

裸足ランも実は似たような事で責められてきた。もし破傷風になったら。。。そもそも破傷風になる確率は今の日本では相当確率が低く、また破傷風になっても死亡する確率は医療の進化により相当下がっています。日本では少なくとも衛生面はかなり清潔に保たれており、また病院も殆どの場合すぐに行ける環境にあるので。(因に日本で破傷風での死亡者数は12名です。裸足ランを始めて破傷風になった方を1名知っています。でも普通に回復しています。)

また本当にこんな事言ってたらそもそも東南アジアやアフリカには行けませんし、ではそもそも底に住んでいる人達はどうなるの??っていう話です。

何が言いたいのか。自分でちゃんとリスク管理をすべきだと思うという事です。交通事故を考えたら、一切外に出ない方がいいわけで、でも家にいたからって必ず安全ではないわけで。自分の過去の経験や歴史などから出来る事を出来る範囲で行うだけ。 今回のケースであれば、そもそも代々木公園に近づかないというのも一つの考えだし、長袖長ズボンを履いたり、虫除けスプレーをしたりなど。自分で判断して行って欲しいと思います。

もし何かあったらっていう言葉の使い方が乱用されているように感じてなりません。

 

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

2 Comments

  1. 目からうろこ · 2014年9月3日 Reply

    こんばんは!

    なんて小気味の良いコメント振り!

    イヨッ!男前!と声をかけたくなりますね。

    ホントにそうです。裸足で走って足のが剥けるくらいなんでもないことですし(皮なんて簡単に再生します)、今の日本の舗道にガラスのかけらが落ちている確率なんて自宅に画びょうが落ちてる確率より低いのではないかと実際に走った者の実感として感じています。

    そんなことを怖がるより、注意深く舗道を走る集中力が養えたり、危機物を発見しようとする危機管理能力が高まったり(実際には何もないですが)する、メリットの方がはるかに大きいです。

    人生何事もオウンリスクです。

    • Yoshi · 2014年9月6日 Reply

      ありがとうございます!結構この記事に対して非難する人もいましたが。。。伝えるって難しいですよね。 でもとにかく自分で判断していって欲しいなぁと思います。ポジティブコメントありがとうございました!

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