先日の記事にコメントを頂き、そもそもAsics33はナチュラル系なのでベアフット系と分けて考える必要があるのでは? 皆混乱している人も多いと思います! という内容でした。
というわけで、敢えてここを分けて考えてみましょう。
まずはベアフット系シューズ
代表的な物としてVivram Fivefingers。ソールは極薄で超軽量。足裏の感覚がしっかり伝わってきます。ベアフット=裸足 なので、基本は地下足袋のような感じで足裏を切らない最低限のソールがあるだけのシンプルなもの。
そしてナチュラル系シューズ
その1
代表的な物としてAsics33やNike Freeがあります。Nike Freeはコンセプトはベアフット系なのですが、構造がナチュラル系。比較的軽量。 足が自由に可動出来るように設計。 ソールはかなり柔らかい。でも厚みはそこそこあります。クッションは踵の方が多い。
(本来であればNewtonが元祖ナチュラル系なのですが、ここでその話をすると余計混乱すると思うのでここでは割愛させて頂きます)
ここでだまされてはいけないのが、足が自由に可動出来るように設計!っていかにも凄いようなイメージ持つかもしれませんが、これはあくまでも既存のシューズに比べればというだけ。なので今までのシューズに比べたらマシっていう話。表現の仕方って大事ですよね。売り上げ変わりますから。裸足の時が一番足が自由に動く事は言うまでもないと思います。どこをベースに考えるかですよね。
ナチュラル系であろうとベアフット系であろうと、求める所は最終的には同じのはず。今まで行き過ぎていた過保護すぎるシューズで走ってきて、行き詰まり、これではダメだと走り方を改善して、関節への負担が少なく、効率良い走りを身につけようと。そのアプローチの仕方が違うだけだと思います。ベアフット系に行く人達は、人間本来裸足で走っていたわけだから、裸足でも走れるぐらいいい走りを身につけたい。ナチュラル系に行く人は、これまでの過程があるわけで(高機能なシューズを履いて来たという)だから段階を経て少しづつこういった走り方を改善するようなトレーニングもしていきたい。 そんな感じだろうか。
まず言いたいのは、大手メーカーが行き過ぎたという過ちは認めて欲しいと思います。儲けだけを優先して来た結果だと思います。どれだけ凄い研究をしているのか、どれだけ莫大な費用を費やしてきたのかは知りませんが、本来は必要の無い機能があまりにも多い。多少の機能はあってもいいとは思いますが。五体満足に生まれて来た人達には裸足で走れる様に足の機能がちゃんと備わっています。使うかどうかはその人次第ですが。生まれもった物を使わないっていうのは勿体ないなぁと思います。
これを踏まえ、裸足ランニングを理解した上でシューズを売るならば、ナチュラル系シューズを売る事が一番四苦八苦すると思います。だったらアシックスのソーティーとかがありますからね。相当軽いし、薄いし、でもちゃんと踵側にクッションもついているし。ナチュラル系シューズにいくなら上級者のレース用シューズなんかがいいと思います。ただ、もし自分が初心者だとしたら、買うのに勇気いりますよね。。。サブスリーモデルなわけですから。。。もし何かお店で言われたら、時間だけでシューズを振り分ける事自体に矛盾を感じないですか?と言い返しましょう。
何度も言いますが、ベアフット系シューズも裸足ランニングも上級者向けではありません!!!どちらかと言えば上級者が一番向いていないと思います。w
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ナチュラル系 → 上級者のレース用シューズ
そうなんですね!!
『時間だけでシューズを振り分ける事自体に矛盾を感じないですか?』
そう言って買ってみたい!
ですが・・・
履いて大会に参加するのにも勇気が要ります!!
そこなんですよね。勇気がいるっていう。でもやってみたら何でもない事なんですけどね。周りは自分が思っている程気にしていませんからね。自分がいいと思った事をやって頂ければと思います。