高橋尚子の強さの秘密の一つとして取り挙げられていた関節位置覚。彼女は非常に優れた関節位置覚をもっているそうです。
では、関節位置覚とはなんなのか。
“身体の関節がどのような位置や方向にあるかを認知する感覚” だそうです。ちなみにこの感覚は当然個人差があるので高橋尚子の様に高い能力を持って生まれて来る人もいます。そしてこれに不安定な不整地を走ったり、ゴツゴツした岩場をよじ登ったりする事で更に磨かれるそうです。要は瞬時に身体の使い方を判断し、関節などを臨機応援に角度を変えて柔軟に対応する能力。高橋尚子はそもそもこの感覚が鋭かったのと、加えて不整地などでのトレーニングも積極的に行っていたからではないかっていう話です。
って、これだけ聞いたらもう皆さんもピンと来るのでは? これ、裸足で走ったら明らかにもっとこの感覚磨かれますよね???だって足裏の感覚が直に伝わってくるので不整地ではもっと正確に関節の位置や角度を調整しなければいけない。こうやって臨機応変に対応する能力を身につける事によって色んな状況に対応出来る能力を養い、いわゆる強いランナーになれるのではないでしょうか?
これを考えると改めてケニア人が幼少の頃から不整地を裸足で毎日通学とかで10から20kmも走られたらかないませんよね。彼らの強さはロードだけでなくクロスカントリーではもっと圧倒的な差をつけられてしまいます。参考までに2013年のクロスカントリー世界選手権では優勝したケニア人のタイムは32分45秒、日本人トップのタイムは35分22秒でした。
あーやっぱり飯能で行っているベアフットマラソンの意義は大きい。あれを走って、まだまだ走りが出来ていないんだなって多くの人が気づいてくれるんですよね。自分も含めて。だからもっと動きを洗練させないと! っというこの動きの中にこの”関節位置感”の能力をもっと高めなきゃっていう意味が入っていたんですね。速く走れるようになりたいですね。 あ、くれぐれも無理はしないようにお願いします。
*注意:自分はこの関節位置感という言葉の使い方間違っていたらごめんなさい。慣れない言葉なので上手く表現出来ていないかもです。なので専門家の方はお手柔らかに!w
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出典:gslb.sponichi.co.jp