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ミッション 真っすぐ走る!

ロシア武術のシステマで、かの有名な先生に質問を投げかける生徒。身体の動きをこの先生は熟知しているという前提で

生徒  : “走る時ってどうやって走るんですか”

先生: “前を見て真っすぐ走る”

生徒: “見せて下さい”

先生: “はい” そして音も無く、スーッと移動。誰もが見た事も無いような走るというよりは瞬間移動。

生徒
“………………….唖然”

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まずこの中にある二つの言葉の一つ、前を見て。 裸足でトレイル走っている人達は特にそうだが、殆どの人が下、いやほぼ真下近くを見ている。なので意外と出来ていない。ただ、これはそこまで難しくない事。

そしてもう一つの真っすぐ走る。 この真っすぐに込められた意味を、先日の裸足トレイルレースを走っている人達の意見を聞きながら思い出しました。もちろん真っすぐとは左右にぶれずに走る。これは比較的問題なく出来ている人が多いかもしれません。まあ、最近の子供達はバランス感覚が悪いので左右のブレも大きくなっている気がしますが。

さて、問題は縦方向にブレずに真っすぐ走れるかどうか。そう“真っすぐ”を3次元で捉えられているかどうか。この上下を結構頭が上下しないようにとか、腰を高くとか色んな表現をされているが、実際に出来ているのかどうかなんて分からない。しかもどれぐらいが良くてどれぐらいが悪いのかなんて基準はない。 因に、走るのにクッションが必要と思っている人達はこの動きは少なくとも理解していないと思います。(クッションが無いと走れない=クッション性のシューズを履いて走っている とは限らないので、普通のシューズを履いて走っている人が出来ていないわけではありません。でもそれがないと走れないと思っている人は出来ていない可能性が大という事です。)

何故なら、クッションが必要なのはこの上下動が激しいから。無駄にこの上下動が大きければ大きい程衝撃が増え、ダメージが大きくなり、こうなってくると特に体重の重いランナーは特にクッションがより必要になってしまう。 動きが出来ていれば出来ている程体重には左右されない。

因に、これが出来ているかどうかをどうやって確認するのか。 それがこの前やったベアフットマラソンのトレイルコースみたいにガレ場の多いトレイルを問題なく走れるかどうか。 ガレ場が来た時にこの上下動が多ければ多い程足裏にかなりのダメージになります。如何に真っすぐ進むかがキーになってきます。勿論接地を柔らかくしたり、地面を蹴らない様にしたりとか色々他もありますが、大事なのは上下動を限りなくゼロに近づける事。

あの世界の裸足ラン第一人者のケンボブが下りのがれ場で教えてくれたのは、何も考えず一気に行けっ!っていう事。一度だけ出来たのを覚えています。もの凄いガレている下りを、覚悟を決めて、リラックスして一気に突っ走る。そしたら、気づいたら坂の下にいて、痛かったという記憶が全くないぐらい問題無く走れたのです。

ようは人間が本来持っている能力をどれだけ引き出せるか。 そして本能を引き出すには環境を悪くした方が引き出し易い。そういう意味でトレイルで行われるベアフットマラソンはこういった事をどこまで引き出せるかだと思う。そんな事を競い合う場が提供されている。 先ずは5kmや10kmのカテゴリーに出て、裸足で走るという事がそもそもどういう事なのかを考えてもらい、もっと凄いがれ場で18kmをどうやったら走りきれるのかを考えてもらえたら嬉しいですね。 やっぱり奥が深いと勝手に思っています。w

動きが出来てくれば出来てくる程、アスファルトだろうと、トレイルだろうとシューズ履いている時と変わらないスピード、もしくは重さが無い分それよりも速いスピードで走れる様になる。そして、上下動が少なくなれば、衝撃が理由でくる怪我も最小限に抑えられると思います。

無で走る、本能で走る。そういった事が求められる裸足のトレイルレース。

どれだけ走るかではなく、どう走るか!

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2 Comments

  1. SHIMADA · 2014年5月22日 Reply

    気持ち(覚悟)・重心・着地・バランスなどなど、すぐに質問せずにしばらく自分で試行錯誤してみようと思っていたのですが、思いがけず大きなヒントを頂いた気がします。ありがとうございます!今自宅前が期間限定でガレ場だったりしますwww。

    • Yoshi · 2014年5月23日 Reply

      それは良かったです! ただ、怖いと思う所で一気に、しかも力まずに行くというのがかなり難しいんですけどね。そういった事も含めて色々調整してみてください。くれぐれもやり過ぎないように気をつけてください。

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