マラソンブームという言葉を聞き始めてからそれなりに時間が経っていますし、今では更にそれ以上の距離を走るウルトラマラソンの競技人口も増えて来ています。そんな中、海外のメディアで目にする事が多くなって来ている長距離のランニングが身体に悪いという記事。
つい最近イギリスで出てきたこの記事。毎回ですが、詳しく読みたい方は英語の原文を読んでください。
ざっくりと訳します。 “長い距離のレースを走るランナーの多くは、将来的にかなり深刻な心臓の病気に陥る可能性が高い。勿論ランニングだけに関わらずトライアスロンのアイアンマンなども含みます。こういった人達の多くは年をとったときにペースメーカーなどが必要になる人達が多い。マウスの実験で持久能力が鍛えられた状態から以上な心臓のリズムに変化していく事が分かりました。” なんかうまく訳せませんが、要は、鍛えすぎると心臓に悪影響を与えるという事なんですが。
まず始めに、身体にいい悪いって言いますが、いわゆる身体に悪いって言われる事を自分たちは常にやっていますよね? なのでいちいちこれが悪いっていうものを全部気にしていたら何も出来なくなると思います。走るの好きなんだからほっといてくれ! ですよね。
さて、ここからは自分の感覚的な考えですが、実は自分もここ最近のウルトラマラソンブームがちょっと気になっています。暇さえ見つけては超長距離のトレーニングをし、週末は毎週の様に長い距離のレースに出ている人達も結構増えて来ている感覚があります。それだけ走り続けると身体に悪そうと自分も思ってしまいます。特に常に故障しているランナーは。
自分は適度にトレーニングして、いざという時には100kmとかいうストレスをたまにかけておくのはいいような気がします。人間の面白いのは、ある程度身体がしっかりしていて身体の使い方が最低限されていればかなり多くの人が超長距離の移動が可能であること。ペースは勿論人によりますが。
で、ここの裸足ランが関連してくると思いますが、いざというときに!!! 臨機応変にどんな状況でもどんな距離でも対応出来る様に。ここに身体の使い方がとても重要になってくるんです。ウルトラマラソンをやっているランナーの中に裸足ランに興味を持つ人が多いのもここがあるからだと思います。特にトレイルは。如何に効率良く動くか。トレーニングだけではダメというのが分かり易い。そういう意味でロードのフルマラソンだと、頑張ってトレーニングさえしていればそれなりになんとかタイムだけなら出せてしまう。
いずれにせよ適度なトレーニングはいいと思いますし、極度なストレスをたまにかけるのは別に大した問題は無いと思いますが、極度なトレーニングやレースをずっと続けるのは自分も確かに良く無い気がします。。。 そういえばタラウマラ族も普段は走るトレーニングなんて殆どやっていない。生活の中で山の中を歩いたりはしていますが。→まさに適度な運動。 そしてあの普段は殆ど走っていない人が、いきなりレースであれだけのきついコースをかなりのペースで走れてしまうという。そういう所を参考にしてもらいたいなぁ。ようは如何に走らずして、いつでも走れる様にしておくか。 最低限は必要だとは思いますが。
でもこういう人達の殆どはとにかく走るのが好き!なんでしたよね。 こういう人達こそ本当に如何に身体を効率良く動かすための技術を持っておくのが大切だと思います。そうすれば少なくとも心拍数は抑えられます。痛み止めとかでごまかしながらトレーニングやレースに出ている人達は既に黄色信号が点滅している感じですかね。気をつけてください。どうせ超長距離走るなら気持ちよく楽ーに長く走ってもらいたいなぁ。
あ、参考までに。自分は普段の月間走行距離は20−60km程度です。レースは年に数回ハーフマラソンから100kmまで。どんな距離にも対応出来ます。ガチの人達からはなめてる!って言われますが、自分は自分の事だけを考えているのでほっといてください。w あ、そういう意味では自分もこの記事はちょっと余計なお世話でしたね。 汗)
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