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トレラン問題 最終章 

トレラン問題の記事を先週書いたのですが、本当に多くの意見やコメントを多くもらいました。よくも悪くもですが。

ただ、こうやって色んな人から意見をもらう事によって何が本当に問題なんだろうと自分なりにちょっと考えてみました。挨拶はやはり個人の問題だと思います。まあ、勿論お互いに気持ちよく出来たらそれでいいのですが。そんな事よりも、一番の問題は下りでスピードを出し過ぎるランナーがそのスピードを自分でコントロールできないのが一番の問題なのかなぁと。速いランナーがハイカーの真横すれすれを走り抜けていく。そして多少ぶつかったりする。そして山の中では当然狭く、横に落ちたら大変な事になる状況も多々ある。ましてや、これだけ速く走り抜けていくランナーは(ハイカーがいようがいまいが)速く走る事だけに専念している可能性が高いので周りの事はあまり考えていない、もしくは見えていない。

実はこの問題、自分も他の場所でも起こっている事に気づきました。

1 織田フィールドの例
陸上競技場であれだけ人が多いところで、短距離の人達は物凄いスピードで走っている。自分も家が近いので走るときはよく使っているのですが、本当に自分の体すれすれのところを走って来る。しかも、何度もぶつかってこられることもある。自分が普通に前に走っているのが見えているにも関わらず。 半分ぐらいはすいませんって言ってくれるが、残り半分は何事もなかったように。そして、猛スピードで走り、いきなり止まる。。。そして、これは自分が言われたわけではないが、お前ら邪魔だー!と怒鳴っている人達もいた。 いかにも速い人達が偉いかのように。そして、実はここでは一般ランナーがコースに入っていくときに、短距離の選手がその人にぶつかり、死亡事故が過去に起きているというのは聞いています。

2 フィエスタアイランドの例
サンディエゴ沖に浮かぶ一周4マイルの島。信号は無く、ぐるっと一周きれいに回れるのでとてもスピードが出しやすいというので、自転車を競技としてやっている人達の多くがここで練習をしている。でもあくまで公道なので、車も通るし、ランナーも4マイルといういい感じの距離なので多くいる。サイクリストはよくトレーニングで集団走を行うのだが、これまた、一般のサイクリストやランナーに、しょっちょう邪魔だー! って叫びながら時速50km近くで飛ばしてくる。勿論ここの島の車の制限速度を超えている。ただ自転車なので捕まる事はない。勿論自分も何度かひやっとした事はあるので、走るときは本当に出来るだけ端っこを走るようにしている。 そしてここでも走っているランナーが後ろから自転車にひかれ、ランナーが重体に陥る事故が起きた。このランナーは自分の知っている人でもあり、またオリンピック選考会に出ているエリート選手でもあったので、かなりランナーの間では衝撃が走りました。

どこの世界も同じなのかもですが、弱肉強食的な。速いものが偉い! みたいな風潮はあるのかなぁと。 まあでもオリンピックで金メダルとることがいいとされている世の中。スポーツという競技では勝つことが大事。 速い事が大事。 ただ、これは競技の場の場合。それを公の場でやられるから問題になるのかと。でももし、ハイキングをしていて、川内選手がこっちを向いて凄い勢いで走って来ていたらどうだろうか。 道を譲ってトレーニングに励んでもらいたいって思う人も多くいるのではないでしょうか?

で、話がそれましたが、どこの世界でも同じような事は問題にはなっているし大きな事故も起きています。これらの問題って、速いものが偉い!って思っちゃっている人達のメンタルを変える事は難しいかもしれませんが、少なくとも自分のスピードに応じたコントロールを出来るようになってもらいたいと。ようはそれだけの技術が無いわけだから、ちょっとふらついたりした時に近くに人がいたらぶつかってしまう。そうならないようにスピードを落とす、もしくは早めに声をかけておく。そういう事なのかなぁ。

トレイルを走る事自体は本人の自由だと思いますが、とにかく如何に他の人に直接的な危害を加えないか。 だから、下りの猛スピードをどう解決するかが一番の問題なんだろうなぁと。だってこれは気分の問題じゃないですからね。自分たちが先にやっていたのに後から乗っ取って来てみたいな事を思う方もいるかもしれませんが、なんかこういうのはそもそもの論点が違うと思います。だから、よっぽろ広いところで、普通に走り抜けていくんだったら自分はそんなの全く不快にも思わないし、どうぞご自由にって思います。なんか、これを色んな決まりなどで制限してしまうと、それによって、決まりを守っていない事に苛々するっていう事が起こるので、不必要な苛立ちを増やしてしまう気がします。

モラルやマナーって言い出したらきりがないし。しかも常識っていうのは特に色んな国に行って来ると思いますが、本当に何が正しいとかっていうのを自分の物差しで測ったものなので、常識=正しいと考えてしまうのもどうなんだろうと思います。何が正しくて正しくないとかではなく、臨機応変に、柔軟に対応する。

っていうわけ第二章ですが最終章という事でこれで終わらせてください。勿論更に不快にさせて余計お騒がせしているかもですが。引き続き応援宜しくお願いします。下のマラソンアイコンをポチッとワンクリックお願いします!

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

2 Comments

  1. やま · 2014年5月12日 Reply

    常識=自分の物差し。確かにそうかもです。自分の常識、だいぶ狭いな〜、、反省です。。
    スピードのコントロール、これは気持ちのコントロールでもあると思いますが、やはりシューズの影響もありますかね??
    シューズはグリップ力が高く無茶できちゃう分、何かあった時が大事故になったり、、、
    でも裸足だと、これ以上スピード出すと危ないかな、、コントロールできないかも、、と感覚的なものを感じる。。
    靴で育った自分にとっては新鮮な感覚で、ドキドキする瞬間!
    裸足最高!!

    • Yoshi · 2014年5月12日 Reply

      やまさん
      あ、謝らないでください。 なんかトレイル問題のを見ていると、単純にみんな意見がもの凄く強いなあと思っただけなので。こうあるべき!みたいなのが。でも恐らく実際にやっている人の殆どはそこまで気にしていないと思います。ソーシャルメディアで何度も流されるのでなんか本当に問題になってきているような気もしないでもないですが。 それと、あとはレースとかは実際に中止になっていますが、あれは実際にコースに本当に無理がある時があるだろうし、もしくは今の時代文句言ったもんガチてきな所もあるのかなぁと思っています。そもそもハイカーとランナーが分けられるている事にも違和感を感じます。ではでは。

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