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【研究】裸足ランと歩幅。 膝が痛い人はシューズを脱ごう!

【研究】裸足ランと歩幅。 膝が痛い人はシューズを脱ごう!

昨日は福岡での裸足ランイベント!中学生、高校生、大学生、そして20代の社会人など裸足ランをやっている人口で考えるとかなり珍しく若い人達が来ていました。人数こそ20名程でしたがほのぼのした感じで行われました。というわけで福岡近辺の皆さん、是非裸足ランニングクラブ福岡の練習会に参加してくださいね。

イベント後には超ヘルシーな食事での懇親会が行われ、その後は自分の新幹線の時間まで少し時間があったのでメンバーの一部の人たちと2次会をして、終電で実家に戻って来ました。今日は香川で12月に行われる大きなイベントの打ち合わせです。

さて、今日のテーマ。裸足ランと歩幅。去年夏にBritish Journal of Sports Medecineから出て来ていた文献です。(この文献はお金を払わないと見れないみたいです。。。)

タイトル:

膝の痛みを軽減するためにシューズを脱ごう!

 

内容:

普段シューズを履いて走り込んでいるランナー(月間200kmぐらい)が裸足で走ったらどうなるか?

 

結果:

裸足で走ると歩幅が短くなり、ピッチが上がる事によって膝の負担を減らす事が出来た!

すいませんね、いつも簡単な訳にしてしまって。要するにこういう事って感じで認識してもらえばなぁと思います。

よく歩幅の事を質問されるんです。裸足で走ったら歩幅小さくなりますよね?って。自分の答えは。。。 って感じです。 確かに普段裸足で走っていないランナーがいきなり裸足で走ったら身体の機能が上手く使えていない可能性が高いし、走りもまだ洗練されていない可能性があるので、防衛本能的に歩幅を小さくするんだと思います。クッションがない状態でいつも通り走ったら凄い衝撃来ますからね。

というわけで、走りがそもそも出来ていないという事、それから身体のバネを上手く使えない、もしくは弱いという理由で歩幅は一旦狭くはなると思います。なので、この研究結果は当然かもしれません。ただし、これはあくまで慣れていない人がという事なので、走りがちゃんと出来てくれば歩幅も自然と上がってくると思います。逆に言うと、シューズ履いていてもちゃんと走れている人だったら衝撃の量も変わらないだろうし、歩幅も変わらないということ。

何がいいたいのか

自分もそうですが裸足で普通に走れる人がシューズ履いても、恐らく歩幅は殆ど変わらないと思うという事です。

言ってみりゃ、一般ランナーは自分の身体が本来出来ない動きをシューズのサポート機能があることによって可能にしてくれている。言わば痛み止めのような感じになっているんだと思います。感覚が麻痺しているというか。一時的な結果を求めるのであればそれでいいかもしれません。それは本人が決める事だから。自分は自分の痛みとちゃんと向き合って走りたい。ただそれだけなのかもしれませんね。 色んな人がいて色んな考えがあっていいのかなぁと。

ブログ、一気に1位まで復活しました。熱い応援いつも有り難うございます。いつかこういう話が一般のランナーに普通に聞いてもらえるようになるよう動き続けます!では今日も下のマラソンアイコンをワンクリックお願いします

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

4 Comments

  1. ken · 2014年3月24日 Reply

     こんばんは。Twitterで吉野さんをファローしている北海道のken@kenaquajpです。
    いつも新鮮で興味深い情報をありがとうございます!
    今回の吉野さんの記事を読み、Twitterでは書き切れなかったのでこちらに投稿させていただきます^^

     最近は結構雪が降ることが多くて、走るときはスノーシューズを履くことが多かったのですが、左膝の皿の下に痛みが出ていました。
    VFF Lontraも持っていますが、凍った路面だと結構滑るので最近は出番が少ないです。
     そしてこの週末、久し振りにある程度の距離を裸足で走ることができました。
    裸足とワラーチ、そしてスノーシューズでそれぞれの路面に合わせて走ったのですが、裸足とワラーチだと膝に痛みが出ませんでした。
    ただ、距離を踏むと脚の方から「もうこれ以上は無理」という感覚が伝わってきたので裸足ランをやめてスノーシューズで帰路についたのです。
     するとさっきはもう走れないと思ったのに、また普通に走れることに驚きました。
    これがシューズのメリットであり、危うさが潜んでいる部分だとも思いました。
    シューズを生かして走ればもっと距離を稼げるのかもしれません。
    でも裸足の時にランを止めようと感じた脚の疲労は、間違いなくあるはずなんです。

    そして少し走ったところでまた膝下に痛みが出たのですが、直前の裸足ランの感覚が残っていたのですぐにフォームを修正できました。
    少し身体の前で踵から着地していたんです。シューズの踵が高いから当たり前かもしれませんね。
    意識して着地のタイミングを少し遅らせて、身体の真下に持ってきたことにより一発で膝の痛みは消えました。
    翌日も特に痛みはありません。
    ただ、裸足ラン特有の疲労感は残っています。
    この状態で走り続けると故障するだろうな…という感覚があります。

    今回のテーマ、「裸足ランと歩幅。膝が痛い人はシューズを脱ごう!」ですが、僕の場合はそれほど歩幅は変わりませんでした。
    どちらもスピードが遅いというのもありますが。
    そして膝については上に書いたように、本当に実感しています。
    裸足感覚を忘れずに普通のシューズで走れれば、ある程度は防げるのかもしれませんが、やはり裸足で走るのが手っ取り早いし一番効果があるのだと思います。
    これからも怪我をしないように裸足ランを続けて行きます。
    長文失礼しました。

    • Yoshi · 2014年3月25日 Reply

      着地のタイミングを遅らせるってそういうえば一度書いた事ありましたよね。それって中々分かってもらえないのですが、出来たのですね!裸足ランは自分の走れる距離だけ走る! そんな感じなのかなぁと。なので決して無理をせず、上手く身体を動かす。KENさんもなんかどんどん感覚が掴めていて面白いって思ってやっているのが凄く伝わります! 頑張ってください。

  2. アドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦 · 2014年3月25日 Reply

    こんにちは。はじめまして。
    いつもブログを参考にさせて頂いております。
    剣道をずっとやっていたので裸足には抵抗がありませんが、アスファルトを裸足で走るのは辛いので、現在一本歯下駄や足半でのトレーニングに励んでおります。
    一日40〜50キロを3ヶ月〜6ヶ月走り続けるためにできるだけ効率のいい走り方を模索中です。またいろいろとヒントいただければ幸いです。

    • Yoshi · 2014年3月26日 Reply

      高繁さん
      こんにちは。毎日40−50kmを走り続けるんですか??? 凄いトレーニングですね。 どれだけ参考になるか分かりませんが、気軽にこれからも読んで頂けたらと思います。くれぐれも無理せず行ってくださいね!

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