バンコクのナショナルスタジアムを貸し切って行われる予定だった昨日の裸足ラン講習会ですが、流石にナショナルスタジアムの近辺はかなりデモの関係で危なくなっているという事で急遽バンコクから50km以上離れた大学のスタジアムを貸し切って行われることになりました。それにしても本当に立派なスタジアム!
各分野の凄い人達がくる予定だったのですが、流石にこれだけ離れるとこれなくなってしまった人も結構いたのですが、それでも本当に色んな人が来てくれました。
陸上長距離のナショナルチームのコーチ、オリンピックなどに帯同するタイのヘッドスポーツトレーナー、タイの体育協会のトップの人、それから日本で言う金さん的な存在で一般ランナーから絶大な支持を受け、タイ唯一のランニングマガジンの編集長でもあり、元マラソンのタイ代表もしていた方、つい最近まで短距離界のタイのトップにいた方、それから日本で言う文部省的な国の機関の方など。本当に凄い人達がやってきてくれました。早々たるメンバーに囲まれイベントが行われました。
3時間みっちりやってきたのでしっかりと裸足ランの重要性を伝える事が出来たし、皆納得してくれ、これはやらなきゃいけないねって雰囲気になって終了しました。
そして今日は体育の先生方や大学関係者に講演を行う予定でしたが、色んな事情で場所が急遽変更され、結果的にこれもまた少人数になってしまいましたが、かなりいい反応をもらえました。
デモやら色んな事情で100%の状態でイベントが中々できていないのですが、それでもこの広まり方は尋常じゃないです。出る杭は打たれると日本ではよく言ったもんですが、本当にここでは出た杭を打つような無駄な事をわざわざしてくる人や圧力が無いっていう感じでしょうか。未だにネガティブな事を言ってくる人は一人もいません。勿論現実的に足を切るリスクとかは心配している人はいっぱいいますが、裸足で走る事自体はいいんだろうなぁぐらいの感覚が残っている人がとにかく多いような気がしています。何よりも、人が熱い。本当に熱心。バンコクに来たことがある方ならわかると思いますが、人のエネルギーが凄い。 色んな意味で裸足を広げるにはとてもいい条件が整っているんだと思います。
そして改めて日本の保守的な構造について考えさせられます。こうやってつぶやいているだけでは何も変わらないのは分かっています。でもとにかくやれることをやっていくのみ。実は水面下で日本でも色んな人が動いてくれています。時間はかかるかもしれませんが、確実に広まると思います。大きくなったらなったで圧力がかかり始めるかもしれませんが、そうなったらそうなった時に考える。前に進んで行くだけ。ただ一つ言えることは、本当に自分は周りの人に恵まれている事。熱くサポートしてくれる人達が大勢いること。日本で一般大衆に広まるにはかなり時間がかかりそうですが、正しいことはきっと広まると思っています。考えてみりゃ、まだ日本で広め始めて4年もたってない。確かにタイは色んな条件が全て合致し、1年で本当に凄いことになってきていますが、タイは本当に強運があったんだと思います。もともと自分がタイが好きで行ってたっていうのも何かの縁ですしね。
いずれにせよ、大好きなタイに来る機会が増えるのは自分にとってはうれしい事! 4月には中国のツアーも計画されているので本当にこれからどうなっていくのか想像がつきませんが、一人でも多くの人に知ってもらいたい。その気持ちを持ち続けれる限り続けます!
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