何気なく皆歩いたり走ったりしています。これらも人間としての一つのスキル。本来であれあば、これらのスキルは幼少の頃に身に付け、それを年を取るとともに洗練させていく。心肺機能は年齢とともに衰えてくるが、(勿論トレーニングで鍛えられるが)スキルはいつになっても上げられる。今の現代人に欠けている、この走るというスキル。要は上手く走れない。初心者でスピードもそんなに速くなく、距離もそんなに走っていない人も故障して走れなくなったり、上級者と言われる人たちも、しょっちゅう怪我をして休む事を余儀なくされている。参考までに、自分は痛みで走れなくなったのは、食に意識がいっていなかった5年前ぐらいの肉離れだけです。膝とか関節を痛めた事はまだ一度もありません。
このスキル、要は自分の足の機能をちゃんと使って走るということが今の人たちは出来なくなってしまっているから、大人になって学び直す必要が出て来ているというのが現状です。水泳が一番分かりやすいのですが、ちゃんと泳ぐスキルを子供の時に身につけておけば、ずっと泳いでなくても、すぐ“感覚”を取り戻して、あとは体力に応じて量を増やしていく。でももし子供の時に泳ぐというスキルがみについていなかったら、大人になってから0からちゃんと学び直す必要がある。ただ、大人になってからでも、考える力と感覚を上手く使えばちゃんと泳げるようになります。うちの母親は60歳になってから水泳を始め、コーチをつけて1年でバタフライを含む全種目を泳げるようになりました。
何故水泳の話を出したか。泳ぎ方が分からない大人をいきなりプールに放り込んだらどうなるんでしょう? まあ、感覚で泳げてしまう人もたまにいますが、多くの人は溺れますよね? それと裸足はかなり近いんです。 ちゃんと少しづつ走るというスキルを学び直していく必要がある。速く走れる人たちのプライドがこれの邪魔をしているんだろうなぁ。自分の足で走るという、本当の意味で走るという事が出来ない事に気づいて欲しい。確かに競技としてだけ捉えているならばしょうがないし、1秒でも速くなりたいっていうのも分かるけど。せめて、故障して走れなくなった人は0からやり直すつもりで取り入れて頂きたい。本当の意味で走るという事を考えてもらいたいって思う今日この頃。
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