むかーしこんな記事を書いたのを覚えている人はいるでしょうか? RJもしくはRDJインデックスというリバウンドジャンプ能力を数値化した指標。衝撃の力を利用し、どれだけ高く(もしくは滞空時間を長く)、出来るだけ接地時間を短く飛べる事が出来るか。まあ、いわゆる体の持つバネの力を測ったもの。当然滞空時間は長い方がよく、接地時間は短い方がいい。で、これを数値化するのですが、この数値が高い方がいいんです。因に昔書いた記事の時に説明しましたが、女子ソフトボール部が(九州大会の常連校)ビブラムを履いてトレーニングを6ヶ月程したら1.1から1.7まで上がり、普通に考えたらあり得ない上がり方をしているっていう驚きの報告を受けているんです。そして、参考までに男子の大学トップクラスのレベルは水泳選手で2.1 ラグビー選手2.2ハンドボールで2.3跳躍で2.9陸上短距離で3.2です。当然重力が影響しない水泳選手などはこういった能力は特に必要が無いので低くて当然です。逆に短距離選手や跳躍の選手は相当高くなります。そして長距離ではK大学の男子選手1万メートルのベストが30分から32分ぐらいの選手の平均が2.0、100m11秒5前後の日本女子の短距離トップクラスで2.5ぐらいです。
そして、昨日大学で研究をしているKさんが、私の数値を是非とりたいと計測器をわざわざ持って来てくれました。きっと凄い数値が出るんじゃないかと。そして計測してもらったら、期待通りの結果が。なんと2.7までいったのです。珍しく体調不良で(おそらく4年ぶりぐらい)ひょっとしたら期待に応えられないかもって思っていたのでかなり嬉しい!
これってどれだけ凄いことなのか。私はただ裸足で走っているだけで、短距離は勿論やっていませんし、長距離は平均したら月100kmもいかないごく一般ランナーです。タイムもまあ、一般ランナーにしてはちょっと速いかなというレベル。それが陸上長距離の男子大学生より遥かに高い数値を出しているのです。実は大学生長距離の選手とこの話をしたことがあるのですが、殆どの選手が、長距離やってたらバネがなくなるって言っていました。でも伝えたいのは衝撃吸収をシューズのクッションに頼り、自分の力で頑張って走る様な走り方をしているからバネがなくなる。勿論長距離の大学生の練習量は半端ないんです。RJ-indexが自分より遥かに低い男子学生が、自分よりはるかに10000万メートルを速く走れるっていうのは普通に考えたらあり得ない話なのですが、これは如何に彼らが如何にトレーニング量でカバーしているかって事なんです。これが、何故凄い選手でも引退すると急激に落ちていく人たちが大勢いる理由だと思います。体の使い方!これが如何に大事かっていう事がこの数値から分かる人は分かってくれると思います。一般の人にはこれは伝わりづらいかもしれませんが。でも結構分かりやすく書きました!w
あ、もっとわかりやすくいうと、自分の今持っている能力をどれだけ使うことが出来るか。能力の引き出し率? なので自分の能力的にはごく一般人。それを引き出せている割合が自分は異常に高い。
因にこのRJindexっていうのは基本短距離が速い人が高くでるのですが、自分は短距離は大学生の時までは普通にクラスの平均、もしくはそれより少し遅いぐらい。勿論リレーの選手になったことはありません。それをここまで裸足で走っているだけであげられているので、如何に今の人たちが体の機能を使えていないかって事なんです。自分より能力の高い人は人口の半分!ただ使えずに眠っている。。。
だから体の使い方もちゃんとしつつトレーニングを積んで欲しいなって思います。本当にこういった事も理解されないのは残念で仕方ありませんが。。もし自分がガチで陸上やっていたらこういうこういう情報は恐らく公には出さないと思います。なぜなら、全体として皆速くなってしまうから。小学生に実際に、他の所で教えないで欲しい!って言われますからね。w 素直でいいですよね。まあ、最近結構当たり前のことが伝わらず残念な思いをさせられることも多いのですが、くじけず頑張るので引き続き応援宜しくお願いします。では下のアイコンをポチット押してください!!!