実は自分は裸足で走る人は自然と指先が上がると思っていたのですが、そうでない人も実は結構いるっていう事。
まずはこちらの動画を見て下さい。着地する直前に指先が上がり、その後に指と踵が降りて来てる感じが分かると思います。で、何故指先を上げるのか。
1 指が上げないと着地の時に指先に無駄な摩擦がかかってしまう。指先にマメが出来るの人がいるのは恐らくこれも原因の一つかと思います。もしくは地面を蹴ろうと指先で地面を押してしまう人。
2(ここ重要!) 指が上がってくる事によって土踏まずの所に緊張が出来て、衝撃吸収能力を上げる事が出来る。ゴムで説明すれば分かると思いますが、ゴムを緩めた状態にしておくよりも少し張った状態にした方が衝撃を吸収し、それを反発に変える能力は上がるんだと思います。弾くような感じでしょうか。どれぐらいの緊張をさせるかはどれぐらいの速さで走るか(どれぐらいの衝撃が来るか)で恐らく緊張させる度合いも変わって来るのかと思います。一度ケニア人の人がキロ3分ぐらいのスピードで裸足で走る時のスローモーションビデオ見た時にめっちゃ指が上がっていたのを鮮明に覚えています。
で、基本的には自然と指が上がってくるはずなのですが、上がらない人がどうすればいいのか。実は自分も意識的に指を上げてやる事あるのですが、なんか上手く出来ない。本当なら自然に上がって自然に降りる。でも自らあげようとすると、指を下ろすタイミングが難しい。どうやったらこれが自然に出来るのかは未知の世界です。そもそも指が動かない人は、まずは指を動かせるようにする訓練から。指は動くけど走る時に自然と上がって来ない人は、どれぐらいの意識加減でその調整が上手く出来るのかを自分で見つけ出すか。そんな感じなのでしょうか。恐らく半分ぐらいの人は自然と出来ている気がします。なので問題無く走れている人はこの話は気にしない方がいいと思います。
本当にこういう些細な足の機能も本当に上手く出来ているなぁと感心します。そういった機能が今の人達は使っていないし、使えなくなってしまっている。宝の持ち腐れってやつですね。でも機能が使えなくなってしまっていると怪我のリスクも上がってしまうので慎重にやって少しづつ機能改善していって欲しいです。指先が動かない人は足指の機能回復に詳しい先生の所にいってリハビリとか行ってもらえたらいいのかなって思います。裸足でいるだけでも機能はある程度回復していくとは思いますが、そういう専門家の人の方が機能回復は速いと思います。一度取り上げたテーピングも、一つの方法かと思います。恐らく上がり易い状態にしてくれる。そしてその感覚を体に覚えさせる!的な。
まずは指が上がって来ているのかどうか誰かに動画でもとってもらって見てみてください。
あ、指が上がらないっていうイメージはこちらの動画の41秒のところを見てみて下さい。なんとなくこれだと指先に負担が来てブレーキがかかりそうなイメージがわくと思います。何回も出て来るので出来てそうなのもあるのですが、41秒の所のが一番わかりやすいかなと思います。指先と拇指球辺りが同時にビタッと着いちゃっている感じです。意外と重要視されない指先の機能でした。
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貼り付けさせていただいた記事にあるように、
先日初めて裸足で走ってみました。
結果、短い距離なのに、親指にマメができ、
足裏の皮がめくれてしまいました。
どこかおかしな走り方をしていたんだと思います。
解放感はシューズやビブラムで走るときとは
くらべものになりませんでした。
楽しかったけど、痛かった。
次回裸足で走るときは、
指の使い方を少し意識するようにしてみます。
井出さん
コメント有難うございます。マメができる理由は基本血マメは強い接地、水マメは蹴ったり擦ったりする際の摩擦で出来る可能性が強いといわれているのでそういったことも意識してやってみると面白いかもしれません。ただ、指も意識しすぎるのもよくないので程よいところを自分で見つけ出す感じです。それが裸足ランの面白いところでもあると思います。色々と楽しんでみてください。必要なのは遊び心!です。