面白い記事が送られて来ました。
ランニングの世界という雑誌です。10月号の特集は“いかに走るか!”です。前回LSDの話を書いたばかりだったのですが、その内容とは全く逆になるような感じの走り込みの重要性が書かれています。インターバルではすぐに頭打ちになるので如何に走り込むか。そうやって有酸素能力をあげる。っていう感じでしょうか。 インターバルをするにしても、インターバルをしても疲れない様な身体作りの事を書いてある感じです。
さて、自分が食いついたのはマラソンブームの始まり!勿論シューズが進化したお陰で、足の筋肉が発達していなくても、走りがそこまで良くなくてもフルマラソンを走りきれる様になった事でこのブームが加速した事は間違いないと思いますが、そもそもの始まりは自分も知りませんでした。
その発端はニュージーランド人の元オリンピックコーチであるリディアードさんが中年肥満で心臓病持ちである患者20名をフルマラソンを走れるようにトレーニングした事からだそうです。なんとこれは1961年の話。50年以上前ですよ!
年齢は50代から70代、体重は100kgを超える人も。1人も400mトラック1周ですら走れなかったところから、8ヶ月で20人中8人をフルマラソンを、その他の全員も30kmを“気楽に”走れるようにしたそうです。
気づいて欲しいのは今も昔も何故これだけランニングをしているかは、現代病と大きく関わっていますよね。現代病の殆どは運動と食事で改善されるって言われてますからね。一度記事でも書きましたが、食がありあまっていると、人の本能を考えるとバクバク食べて脂肪としていざという時のために蓄えておくという性質があるので、本能のままに現代社会を生きようとすると大変な事になってしまうんです。だからこそ走るんです。生きるためにではなく、現代病にならないために。頑張ろう!
そんなリディアード式のトレーニングがあの川内選手も取り入れて成功しているとかなんとか。
1秒でも速くなりたいという人にはお勧めの内容だと思います。
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ランニングの世界の編集委員をやっております。
この度は、雑誌の内容を取り上げて頂き、誠にありがとうございます。
なんと、このブログ読んで頂いているんですね。有り難うございます。いつか裸足ランも取り上げてください!