今日は特にトレイルのレースでの後半の下りがどうにもこうにもいかなくなる人向けの記事です。
最近色んな人から裸足で走ると筋肉痛になりにくくなったと言われる事が多くなりました。長年裸足ランを継続している人が増えて来て、スムーズに走れる人が増えたからだと思いますが。裸足ランを初めた頃は極度の筋肉痛に悩まされる人もいるし、それが中々改善しないという人も中にはいますが。
ランナーにとっての筋肉痛って基本衝撃吸収をする側面でなると思いますが、そういう所から一般的には下り坂が続く時とか、トレイルの下りとかで極端な筋肉痛に悩まされる人は結構いると思います。
自分は練習を殆どせずにウルトラトレイルレースとかに出たりしますが、心肺機能は相当落ちてしまっているためペースは全体としてどんどん遅くなっていったりしますが、それでも最後の方の下りでは特に多くの人を抜いて行く事が多いです。
香港100kmトレイルのレースなんかが分かり易いのですが、硬い路面の階段が続くのですが、そのレースの後半は自分ぐらいのレベルになると下りを真っすぐ降りれなくなってしまう選手が結構います。勿論彼らの殆どは衝撃吸収をしっかりしてくれる超厚底シューズを履いてはいるのですが、どうにもこうにも衝撃が吸収出来なくなってしまう。結果筋肉痛になる、もしくは衝撃を受けきれず膝を痛めてしまう。
単純に衝撃吸収がスムーズに行っていない感じなんだと思います。折角練習をして挑むなら、その当たりのスキルも身につけておけばその人の持久能力が最大限発揮されるのに、もったいないなって。
そのスキルの所に裸足で走る→衝撃吸収をスムーズに行うという行為をやっていれば後半随分変わってくると思います。
負担をかけずに下りを走るというよりは、上手く身体の機能を使って下っていく。この“身体の機能を上手く使う”という所と裸足で練習をするという所が強くリンクしているんだと思います。
下り。ボールで例えれば重力で勝手に加速していく、そんな場面で極端に遅くなってしまう。めちゃくちゃ勿体ない事をしているんです。自分の力を殆ど使わずに加速する所で減速するわけだから。
裸足で走れば勝手にそういった動きが身に付くのかと言われれば、そうではない所がまた面白いと思うのですが。
自分がずっとやって来たテニスもそうですが、変な癖がつく前に早い段階で奇麗なフォームを身につけておくのが大切。そんな感じでしょうか。特に初心者の人達には取り入れて欲しいなと思います。
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