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裸足ランナーと医師との何気ない会話から垣間見る

裸足ランナーと医師との何気ない会話から垣間見る

このメールはある方から送られて来たメッセージです。

“実は、昨年の12月頃より右膝痛で悩んでおります。
それまでは、普段のランニング、フルマラソン、45kmのトレイルランニング等
いつもビブラムで走って膝の痛みは皆無でした。

昨日も、アスファルトを5kmリアル裸足で走り、膝に違和感を感じ始め、
その後ルナサンダル(足裏が摩擦?で痛くなったので)で4km程走った所で
痛みを感じるようになりました。
アイシングはしたものの、今日は普通に歩く際にも痛みを感じている状況です。

昨年痛み出した頃に、近所の整形外科(医師自身もランナーとの噂)へ
行ったところ、以下のようなやり取りがありました。

医師「ベアフットやってる?」
ボク「はい!」(当然のように元気よく)
医師「だから膝に負担がかかるんだよ!クッションの厚いシューズで、
踵着地で走らないと、どんどん悪くなるよ!」
ボク「はぁ~」(元気なく)
医師「関節は消耗品だから、長く走ろうと思うならベアフットはダメ!
僕も周りの医師もランニングしているけど、誰もベアフットなんて
やってないよ!あれ(ベアフット)は、サブスリーレベルのランナーが
トレーニングでやるもので、市民ランナーはとにかくダメ!」
ボク「そうなんですか…」(さらに元気なく…)
医師「もし、ベアフットで走るなら1、2kmをトレーニングで走るだけにして!
走れなくなっても良いなら、とめないよ。
みんなメディアに翻弄されてるから…」

現在の多くの医師はこんな感じなのでしょう。

因みに、これはたまたまとある整形外科医の考え方なので勿論医師全体がというわけではありません。ただ、これだけ色々と情報が出始めているにも関わらず未だにこういう事をいう方がいるのがとても残念です。裸足で高い所から飛び降りればどうやったら衝撃が減るのかは一目瞭然です。後ろ向きで走ると衝撃が減るのもすぐに分かる事。そもそも何で足裏にセンサーがあるのか。 何故足底腱膜があるのか。どういう風に足底腱膜がついているのか。何故アーチが落ちてくる、もしくは若い世代の多くがアーチ自体が未発達のまま育たず扁平足なのか。

メディアに翻弄されているのは一体どっちなんでしょうか?

アスファルトがあるのは随分前から。クッションが流行り出したのはその後から。膝や腰などの関節痛を訴える人が多くなったのもこの時から。裸足の方が速く走れるかどうかは一言で説明出来ませんが、少なくとも踵にクッション機能が無い事は言えます。勿論多少皮膚の下に厚みがあるので歩く程度なら多少は耐えられると思いますが。

先月のランニング雑誌クリールにも出ていましたが、裸足ランの落とし穴っていうタイトルで医師が書いていました。

でもこれは医師に問題があるのではないと思います。理解してくれている医師も多くはないですがいます。この前の医大生に対するイベントで気づきましたが、これは見てもらう患者側にも問題があると思います。医師が神様なんて事はないわけだし、医者なんだから何でも治せるだろう的に思っている人達も多くいると思います。勿論彼らは国家資格をとっているので一般の方よりは知識が明らかに多いのは当たり前です。当然薬に関する知識も多くもっていると思います。ただ、裸足で走るっていう事をそもそもしていない医師には分からないと思います。ランナーであり医師でもある人がこれを理解していたら少なくとも少しは取り入れていると思います。これは医者だから云々ではなく、その人がオープンに考えられるかどうかだけかと思います。

何度も書きますが、裸足が絶対いいとはいいません。うまく走れるかどうかはその人次第。裸足は感覚が伝わってくる分、足裏を切るリスクもあがるし、上手く走れないと逆にもっと痛める可能性もあります。ただ、少なくとも機能を使うという意味では遥かに裸足の方が勝っているので、きちんと使えばシューズ履くよりもよっぽど衝撃も減るし、効率良く走れるのです。何でもかんでも物に頼る前に、まずは自分の体を使って出来る事からやっていきましょう。

因みに、この方は裸足に理解ある医師を紹介してもらえないかっていう事でしたが、まさにそういう事だと思います。その動きに関して理解してくれている医師を探すっていうのは一つのいい方法だと思います。でもこれも自分の感覚を大事にしていれば医師との会話の内容でこの人じゃ無理だなっていうのは分かると思います。

ある意味逆に医師の立場だったら本当に今の世の中では大変だと思います。情報が氾濫する中で色んな知識をぶつけられるだろうし。そして、全部治せて当たり前の様な。 自分の両親もいつも言ってましたからね。医者の言う事に間違いはないって。 医者も自分達も皆人間です。上手く伝わっているでしょうか?

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photo by: Alex E. Proimos

全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

3 Comments

  1. ふるふる · 2013年1月29日 Reply

    それでこの人の膝通の原因はなんだったんでしょうか?
    医師の言う通り、ベアフットランニングなのか?
    それとも他に原因があるのか?
    僕もビブラムで走っているので気になります。

  2. Yoshi · 2013年1月29日 Reply

    その方からFacebookで頂いたコメントを掲載しておきます。

    「重心が外側に歪んでしまってるから、太ももの外側の筋肉に無理な負担がかかって、膝下の筋が痛くなっている」と言われた。
    で、ビブラムのすり減り具合を見て、「ほら、右側だけ外側が減っている」。
    なるほど。自己診断(ネットとかで見て)ではいわゆるジャンパー膝と思っていたが、その通りでした。
    で、原因が、走る際の重心の使い方。
    リアル裸足で走っていれば、足裏の一部が以上に痛くなり、走り方の異常に気づいたはず。
    やっぱり、裸足で走る事の重要性がひしひしと感じました。
    上りや下りもやはり裸足で練習すると効率的な走り方が感じられるのでしょうね!

    というコメントを貰いました!参考にしてみてください。

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