• facebook
  • twitter
  • rss
【重要問題】ドーピングシューズについて考える PART2 ~陸上連盟のシューズの規則と認可~

【重要問題】ドーピングシューズについて考える PART2 ~陸上連盟のシューズの規則と認可~

今大きく問題になっているナイキの厚底ランニングシューズ。(これ、日本ではまだ問題になっていないみたいですが。。。)ナイキだけではなくアディダスなども含めフルマラソン2時間切りのサポートが出来るよう躍起になっています。そもそもこのランニングシューズの規則はあまりにもグレーなため、メーカーも恐らくやりたい放題なんだと思います。そこで、一度シューズの規則について纏めておいた方がいいかなと思いました。競技している人でも意外と知らない人は多いのではないでしょうか。 自分も基本裸足の事だけやってきているので、以外とシューズの事は知りません。w

それでは日本陸上連盟の競技規則を抜粋して書いていきます。そして今回問題になっている厚底のパフォーマンスを向上させているといわれているシューズと照らし合わせて自分の考えを青で入れてみました。

~日本陸上競技連盟競技規則/第二部 競技会一般規則 第143条より~

その1 
競技の時靴を履く目的は、足の保護安定とグランドをしっかり踏みつけるためである。しかしながら、そのような靴は、使用者に不正な利益を与えるようないかなる技術的結合も含めて、競技者に不正な付加的助力を与えるものであってはならない

→もうこの時点でアウトじゃないですか? 技術的結合。まさに今多くのメーカーがやっているのはこの技術的結合。そもそもシューズで2時間切らせようって発想がどうなんでしょう? でもこれも前回書きましたが、何がどうなれば不正な付加的助力となるのかがどこにも書いていないんですよね。だって、今時、裸足の方が速い人なんて殆どいないわけだから、そうなるとほぼ全てののランナーが何かしらの付加的助力にあやかっているわけで。ただ、今はこの線引きが求められて来るのではないかと思われます。盲点を突かれた。そんな感じでしょうか。

 

その2
全てのタイプの競技用靴は、IAAF(国際陸上連盟)によって認証されたものでなければならない

→恐らく、これも大きな問題の一つ。そもそもIAAFが一つ一つシューズを認可しているわけじゃないですからね。そしたら、そもそもこの規則何?って感じですよね。だっていちいち認可してないわけだから。暗黙の了解、的な。なのでこれも盲点になっているんだと思います。当然今回もこのシューズはIAAFによって認可されておらず、ここ最近急に“このシューズルール違反じゃないの?”っていう問い合わせが相次ぎ、やっと動き始めたという話。

 

その3 靴底または踵には、うね、ぎざぎざ、突起物などがあってもよいが、これらは、靴底本体と同一もしくは類似の材料で作られている場合に限る。

→これもアウトですね!って一瞬思ったけど、よく考えたら“靴底は”だから、中に違う材料を組み込む事自体は問題ではないですね。

 

その4 走り高跳と走り幅跳びにおける靴底の厚さは13㎜いない、走り高跳びの踵は19㎜以内でなければならない。そのほかの種目における靴底と踵はどのような厚さでも差し支えない。

→恐らく、ここが今の時代に合わせて規則が変化してこないといけないところ。バスケのシューズでも厚底でランニングジャンプのパフォーマンスが上がるのが出てきて禁止になりましたが、跳ぶ競技においては、やはり底の厚さも制限しないといけないところ。そうでないと反発を与えすぎてしまうから。でもだからこそ、この靴底の厚さの規制を設けるべきなんだと思います。そもそもIAAFの言っているシューズの役割 “競技の時靴を履く目的は、足の保護安定とグランドをしっかり踏みつけるためである” を考えれば当然の事だとは思いますが。そして何よりもここは簡単に数字で明記出来るので規制しやすいんですよね。恐らくあのシューズに組み込んでいるカーボンも薄底では機能しにくいんだと思います。

 

その5 競技者は、靴の内側、外側を問わず、靴底の既定の厚さを増すような効果があったり、前述で述べたタイプの靴からは得られない利益を与えたりするような仕掛けをしてはならない。

→はい、これもきっとアウトでしょうね。

というわけで、ちょっと細かく書いてみました。結局のところこのシューズがオッケーかどうかは、IAAF(国際陸上連盟)次第なんですよね。ルールも明記されていないわけだから。どこまでを良しとするか。IAAFがどういう判断を下すのか見守りましょう。

それではブログ村マラソンランキングに参加していますので、下のマラソンアイコンをワンクリックお願いします。
にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

6 Comments

  1. シューズマニア · 2017年3月15日 Reply

    吉野さんは自分の意思で裸足を選んで裸足の方がシューズより優れていると主張されてるんですよね?
    だったらシューズに対してあーだこーだ口出ししないで裸足だけに集中したらどうですか?

    • totonka · 2017年3月15日 Reply

      すみません、通りすがりの読者ですが、コメントのご趣旨が分かりにくいです。裸足が良いと選択することと、シューズのルールを論じることは、直接関わらない気がするのですが。裸足と「シューズを履くこと全般」を論じているなら、君は君、僕は僕でご批判の通りですが、本論はシューズのルールの議論なので、履く人も履かない人も、車椅子の人も、義足の人も論じて良いのではないかと思いますが。

    • Yoshi · 2017年3月18日 Reply

      論点がずれていますがw まぁいつもの事ですけどね。

  2. ジュンスカ · 2017年3月19日 Reply

    そのナイキのシューズがどんなものかもわからないのだから、そんなに熱くならんでも。
    反発性、安定性、クッション性を高いレベルで実現させてるものなんだろうとは思いますが。それも、フォアフットランナーに特化した構造ではなかろうかと想像します。
    僕のようなヒールストライカーには、無用の長物かもしれない。
    ところで、反発性のある靴といっても、靴自体が反発するわけではありません。あくまでも、反発するのは人間の足です。その力を有効に地面に伝えるのが反発性のある靴と言われるのです。
    だから、この場合も、不正とは言えないと思います。

    • Yoshi · 2017年3月31日 Reply

      ジュンスカさん
      是非詳細を見てみてください。反発するのは人間ですが、その反発が通常のシューズよりも大きくなっているの可能性が高いのが問題なので。いずれにしても、これが不正でないといえるか言えないかはそんな単純な問題ではないですけどね。 そもそも不正の可能性が高いので問題視されているんですよ。ただ、どの段階で不正とするかは陸連が決めれること。なので自分たちはそれを見守るだけですけどね。 

Leave a reply