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2タイプの裸足ランナー

昨日の奥武蔵駅伝後に、現在日本最速の裸足ランナーの高岡さんと話していて、思い出した事がある。彼は元帝京大学の駅伝部。超ガチランナーである。現役時代の10kmのベストは29分台。そんな彼も引退後はランニングから離れ、しばらくたってから再び走り始めました。そんな矢先に出会ったBORN TO RUN。世界中のランナーに多大な影響を及ぼしたこの本に彼も影響を受け、裸足ランを始めました。面白いのは、普通にずっとシューズで月間1000km近くトレーニングしていた彼が、いきなり裸足になった時に全く違和感がなかった事。それどころか、逆に走りやすいって思ったぐらい。ずっとランニングから離れていた彼はフルマラソンを始めるが、タイムは一般ランナー。そこから裸足で走りフルマラソンの自己ベストは裸足で走った2時間45分。あまりにも短期間にこれだけ長い距離を裸足でしかもこのタイムで走れる様になるのは本当にビックリです。 自分は未だに裸足でフルなんてとても走ろうとは思えません。いつか出来たらなぁぐらいです。それぐらい自分は順応に時間がかかっています。(まあそもそもトレーニングを殆どしていないっていうのが大きいのですが)因みに、彼と同じような感じなのが、アメリカ人で世界の裸足ランの第一人者と言われるケンボブや、BORN TO RUNでおなじみのベアフットテッド。そして意外と多いのが、60代、70代ランナーの方々。

この人達全てに共通している事は子供の時に裸足で走り回っていたっていう事実。こういう人達は、裸足で走るきっかけさえあれば、スムーズに順応出来る人達。そして、怪我に関しては、どちからかと言えば、シューズで色々と問題があって、脱いだら殆どが解決し、(多少マメとかは出来るが。)普通にどんな距離でも走れる様になる人達。しかもタイムも上がる人が多い。感覚で走れてしまう人達である。因みに彼らは路面を問わず、アスファルトも裸足で長い距離を走れてしまう。

こういう人達に限って言えば、概ね、“裸足で走った方が怪我が減り、効率良くなるのでタイムも上がる”と言えるのかもしれない。

しかし、現実は。。。

対象的に、自分は全く逆。子供の頃から、運動会のかけっこでも裸足で走った経験は一度もない。50m走などは中の中。いわゆる普通の子である。テニスをずっとやってきたから、必ずテニスシューズを履いていたし、かなりクッション性の高そうな物を選んで買ってました。勿論ランニングを始めた時も、それこそ超初心者だった自分はクッション制を重視して買っていましたし、更にクッションを高めるために中敷も高いものを買って来て入れていました。そして、裸足ランの研究に出会い、カラダの機能を考えるようになり、裸足で走った方が怪我も減り、効率良く走れるはずだって思い込んで勢い良く裸足で外に出て行ったのですが。。。

芝生ならともかく、アスファルトの様な硬い所ではとても無理。 いわゆる、“普通”もしくは“一般人”的な感覚。裸足で走るなら砂浜や芝生だよね? って感じ。ここからは本当に試行錯誤が続く。ただ自分の場合は勉強してから入ったので、必ず出来るはず!っていう想いがあったので、失敗してはクリアし、という地道な作業をひたすら繰り返し、昨日もそうだが、10kmぐらいなら裸足の方がアスファルトでも速く走れるようなぐらいにはなってきた。

何が言いたいのか。人それぞれ。脱いだ瞬間から順応出来る人もいるし、中々出来ない人達もいる。ただ、少なくとも裸足で育った人達の多くはかなり速く順応出来る。因みに、自分が研究論文を見ていた時に今でも覚えているのが、“裸足で育った人達の間に現代人が抱える足の怪我や故障の報告は世界で一つもない”という。 面白いなぁと。なので子供の裸足教育を出来る事なら必須にして欲しい。

何故裸足が広まらないか、それは自分と同じ様な感じの人が世の中の大多数だから。よっぽど強い信念を持って、根気よく、しかも一旦パフォーマンスを落としてまでやり直そうなんて思える人なんて殆どいない。裸足ランニングクラブのメンバーですら、普段から裸足で走っている人達は殆どいない。(裸足系シューズはシューズとカウントして)勿論月に一回の練習会ぐらいはせめてって感じで走ったりはするが。 でもまずはそのたまにでも裸足で走ろう!っていう感覚は持っていてい欲しい。

で、自分は本当によく誤解されるのだけれども、フルマラソンなんかも裸足で走って自己ベスト出そう!って思っていると思われがちだけれども、そんな想いはさらさらない。だって自分はもう裸足で走り始めて10年だが、未だにその域には達していない。勿論ゆっくり走れば走れない事はないと思うが、自分はレースを走る時は自分のベストのタイムが出る様にしたい。散々練習をしない自分だが、競技となれば、スイッチが入る。今だに練習は、気候にもよるが大体半分は裸足系シューズ、半分は裸足。ただ、裸足で走る事によって、走る感覚が全く変わってくる。冬場は特にそうだが、寒いから最初はビブラムを履いて走るけど、裸足で走る感覚を知ってしまっている自分は、なんか上手く走れず、カラダがのってこない。そんな時に裸足で走ると感覚が出て来て自然とスピードも上がる。しかももっと楽に速く走れる様になる。そしてまた寒さで足が冷たくなったらビブラムを履く。そうするとビブラムを履いても上手く走れる様になる。伝わるかなぁ。。。

要は、裸足で走る行為を少しだけ取り入れて欲しいなぁと。特に練習前に。いい感覚を裸足で入れてから、シューズを履いて欲しい。走りを良くする為の手段の一つとして気軽に取り入れて欲しいなぁと。裸足で5kmぐらい走れるようになれば万々歳!ぐらいで思っててもらえればなぁと思います。1kmも裸足で走れないってなんか悲しいなぁと。なのでせめて1kmぐらいは。出来れば5kmぐらい!もっと気軽に楽しんで欲しいです! 食事で言えば、食前酒!とかおつまみ!的な存在で!w

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