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裸足系の走り方は“遥かに”効率が悪い【NY TIMESより】

裸足系の走り方は“遥かに”効率が悪い【NY TIMESより】

今は明日からの香川のうどん&剣山イベントのために実家に帰って来ています。ドンピシャで台風が向っているのでどうなることやらですが。とにかくそれる事を祈りましょう。

さて、再びアメリカのニューヨークタイムズより裸足の研究の事が大きく取り上げられていました。2013年6月5日発表です。原文はこちら

実際の研究と新聞での取り上げられ方のギャップがちょっと酷いのですが。まずはこの新聞に書かれている内容の要約から。時間が無いのでざっくりと訳しているので、ちゃんと読みたい人は英語で読んで下さい。訳の部分は赤字にしておきます。【】内は自分の勝手な意見です。無視してください。w

裸足ラン愛好者達は長い間、裸足で走る事により怪我が防止され効率よく走れると信じて来たが、最新の最も信頼性の高い研究では、これが間違っている事が分かった。

【これの何が基準で最も信頼性が高いと言っているのか。。。。】

裸足で走る事の象徴としてフォアフット着地が支持されており、裸足で(プラスフォアフット着地)走る事により効率良く走れると裸足推進派は信じて来た。しかし、この考えはちゃんとは証明されていない。 なのでマサチューセツ州立大学アムハースト校で37人のランナーで実験をして調べる事にした。 

【ちゃんと証明されていないって。。。結構証明されていますが。。。】

踵で普段着地しているランナーと普段フォアフット着地をしているランナーで比較。それぞれのランナーが踵着地とフォアフット着地の2種類の走り方で走った。

結果、踵着地の方が遥かに効率が良い事がわかった。

【遥かにってこれ勝手に書いていますが、普段フォアフット着地の人達は変化が無いんです。。。踵着地をしているランナーがいきなりフォアフット着地に変えた所で。。。】

また怪我防止の観点から、裸足や裸足感覚のシューズで走る事で足の筋肉が鍛えられ怪我が防止出来ると考えられてきているが、もしそれが事実だとしたら足のアーチが出来て来るはずだが、ブリンガム大学の研究では10週間裸足系シューズで走ってもアーチに変化が無い事がわかった。

【大人になってしまってから足のアーチが2ヶ月で出来る訳けないでしょ!!!だからって足が鍛えられるわけではないっておかしくない?? 足の筋の活動は明らかに裸足の方が増えます。こんなのデータとらなくても。。。】

結局の所、裸足感覚ランニングはいいのか悪いのかは証明されてはおらず、唯一分かっている事は、この答えはそんな単純な物ではないという事。ただ、唯一言える事は、裸足感覚ランニングは全ての人に有益な物であるという事はないという事だ。

【これ、表現の仕方が。。。裸足で走って来なかった人は裸足で走る感覚をすぐに戻す事を出来ない人もいる。の方が正しい表現です。アフリカの子供達を見ていればわかる事です】”

因みに、この運動効率の研究の大元はこちら

もうこの記事と研究に関しては突っ込みどころがありすぎて。。。

まずは、ここで裸足というキーワードがいっぱい使われているけれど、この研究は裸足で走っている人は1人もいません。基本的には通常のランニングシューズを履いているので、なんか裸足で走ると効率が悪いって思われそうですが、良く見れば、通常のランニングシューズを履いてる場合には踵着地の方が効率がいいという事。 しかも遥かにって。。。

そして、着地の位置ですが、この研究では足首の角度で踵着地かつま先着地を判断しているのも凄く変なんです。着地の確認はシューズの裏にセンサーをつけてどっちが先に着くかを見るだけで、足首の角度とかならず連動するとは限りません。

それから変化が出たのは基本普段踵着地をしているランナーだけ。踵着地をしているランナーがいきなりフォアフット着地をしたところで効率は良くならない。特に遅いスピードでは。 普段フォアフット着地をしているランナーは殆ど変化無し。 これ何でだと思いますか?

裸足で走っている人にしかこれは分からないのですが、裸足感覚で走ろうと思ったらシューズのアーチサポートやクッションが邪魔になり、足の機能を妨げられてしまうのです。いくら効率の良い走りをしようとした所で、動きを邪魔されてしまったらいい動きは出来ません。

そして、本当は着地の位置でしっかりと見るんだったら裸足でやるしか無いのです。この研究でのフォアフット着地というのはフラット着地も兼ねているのですが、足がフラットに着くっていうのは一般的なシューズを履いては物理的に出来ないですからね。でも裸足で走ろうとすると踵が痛くて、特に速いスピードでは難しい。 そもそも裸足では走れない走り方をしている事自体どうなんですかね?

またこの研究の文献の最後に、普段踵着地のランナーは踵着地の方が効率良く、フォアフット着地のランナーは変化が殆ど見られなかった事から、フォアフット着地のランナーが踵着地に順応出来ていないから変化が出なかったと思われる。 って書かれていますが、これ逆でしょう! でも何よりも着地の位置だけでは何もならないので、裸足で走るという走りをしたらっていう研究をしてもらいたいものです。 そうすると色々要素が出来すぎて比較出来ないって言われそうですが。。。 なんだかなぁ。。。

それから、この次の研究も大人になってしまってから足のアーチなんてたった2ヶ月ではっきりと変化が起きるほど速く順応するはずないですよね? 長期で見なければいけないし、裸足で生活している人とシューズを履いている人達の足でははっきりと変化が出ているので、これって凄く違和感を感じます。 でもだから裸足ランって普及しずらいんですよね。膝の痛みぐらいだったらすぐに軽減される人は多いですが、アーチが出来て来たり、効率の良い走りを身につけるには時間がかかるんです。 求めているのは走りの質。

でもこうやってこれらの研究も叩かれながら全体としては良い方向に進んでいると思うので、長い目で見ようと思います。くれぐれも混乱しないようにしてください。 身体がどう感じるのか。感覚を一番大切に持っていてください。そして裸足ランに興味あるのであれば、出来るだけ長くやっている人にその人の体験談などを聞いてみてください。きっと参考になる事がいっぱいあると思います。

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全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

2 Comments

  1. 明尾 · 2013年8月30日 Reply

    はじめまして!1ヶ月くらい前から毎日ブログチェックしてます。2年前からマラソン始めて、born to runにたどり着き吉野さんのブログにたどり着き…仕事が理学療法士なのでかなり面白く読ませてもらってました。そしたら今日の出だしで「香川」「実家」って。で調べると坂出…出身坂高!一緒や〜ってなって興奮して長文に(笑)ネットの内容が間違ってなかったら6つ下の後輩です。吉野さんやジュレクさんやタラウマラみたいなランニングできたらと奮闘します。これからもブログ楽しみにしてます!
    9月のカマタマーレのイベント行けたらと調整中です!

    • Yoshi · 2013年9月1日 Reply

      明尾さん
      そうなんです。正確には香川県坂出市出身、石川県白山市育ちなんですけどね。こうやって後輩にも興味持ってくれている人が出てくれるとはとても嬉しいですね。 自分はあくまで走りの基礎的な所をできるようになったというだけなので、更に洗練させてどんどんいい走りにしていってください! 因みに9月のカマタマーレのイベントは30分しかないので、9月28日の2時間の講習会に来れたら是非そちらに来て下さい。裸足ランニングクラブが立ち上がるため、その懇親会も講習会後に行う事になっています。

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