• facebook
  • twitter
  • rss

年代別 ランニングの動きを物で例えてみると。。。

何故裸足で走るのか。走るという行為を物に例えてみるとわかりやすいかもと思い書いてみます。効率の良い動きを持つためには如何に身体を丸いボールのように使うかという観点から考えてみました。

 

幼少期→粘土

小さい頃は柔軟性もあり、まだ形がはっきりとしていない。成長とともに形を整えていく時期。生活環境によってこの形は如何様にも。色々な遊びをして粘土を少しづつ丸くしていく作業をしていくという成長過程です。良くもなりうるし悪くもなりうる。将来はこの時期にどう過ごすかで大きく変わってくる。

 

一般ランナー→柔らかいサイコロ

今の一般ランナーの走りは四角形のサイコロ。ガタガタ転がるような感じ。だから走る時の音もバタバタする。子供の時にやるのはまだいいのだが、大人になってもそのままの走りで大きくなってしまった感じ。勿論トレーニング量を増やせば、どんなに形が悪くても、無理矢理頑張れば転がし続ける事は出来る。ただ、高機能のクッションがその四角形のサイコロをスポンジみたいなもので最低限カバーはしてくれるので、そのガタガタ感は多少和らぐ。圧倒的に関節系のトラブルが多い人達。

初心者ほど、このサイコロは柔らかく、まだ固まっていないので、比較的やろうと思えば形を丸くしやすい人達。何事も始めが肝心とはこのことでしょう。

 

ケニア人のエリートランナー→軽いボール

裸足で日本一速いと言われる高岡さんもここに入るでしょう。粘土で形が定まっていなかった幼少期を経て、徐々に形が整い、丸くなっていき、成長とともにそれが固まってくる。軽くて丸いので少しのチカラでも楽に進む事が出来る。登りだろうと、下だろうと関係無く。重力というエネルギーを見方に付ける人達。だから、同じスピードで走っていても消費エネルギーがサイコロを転がしている人達とは全然違う。筋肉系や腱系のトラブルは多少あるかもしれないが、関節系のトラブルは少ない人達。

 

シニア層→錆び付いたボール

幼少期に裸足や足袋などを経験している世代。この世代は子供の頃に色んな遊びをしていて、成長とともにちゃんと形が丸くなっていった人達。しかし、歳をとってから身体を動かしていなかったりすると表面が錆び付いたりしてしまう。なのでいざ動かすとぎこちなかったりする。でも本当に始めようと思った時にはその錆を落とすだけでいいので比較的簡単にいい動きを取り戻せる人も多い。ただし、あくまで子供の頃に色々な遊びをしていた人は、という条件をつけたい。

 

日本人の若いエリート長距離ランナー→硬いサイコロ

恐らく一番大変な人達。トレーニング量も多く、サイコロのままガタガタ転がし続ける人達も多く、その場合とにかく身体への負担が大きい。トレーニング量が多い分、硬いサイコロとなり、丸くしていくのは至難の業。今更走りが変えられない!っていうやつですね。若いうちはパワーで持っていけるのでスピードはあるかもしれませんが、歳とってから走ろうと思っても現役時代とは遠くかけ離れたパフォーマンスしか出せない。そして、追い込もうとすると既に色んな所が壊れていたりするので再発する。結果走れなくなる。若い時に全ての結果を求められてしまう風潮もこれに追い打ちをかける。また、一般ランナーと違いかなり薄底のシューズで走るので、保護も殆どない状態。本当に大変だと思います。 筋肉系も関節系もどちらもトラブルが多いと思います。速く走るからこそ、量を多く走るからこそ動きは洗練されなければいけないのではないでしょうか。。。

というわけで、今日は一般的なイメージを形で表してみました。今日も裸足ランニングブログの応援宜しくお願いします。面白いって思ったら下のマラソンアイコンをポチッとワンクリックお願いします。

にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソンへ

全てのランナーに裸足ランニングをトレーニングの一部としてでも取り入れてもらい、効率良く怪我をしない走りを身につけてもらいたい。ただそれだけです。

Leave a reply

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。