今日は埼玉県飯能市でトレイルラン講習会&ベアフットマラソンの下見のイベントが行われました。飯能のイベントではいつも奥武蔵ベースの人達が大勢でサポートしてくれます。今日もイベント参加者が15名に対し、奥武蔵ベースのスタッフも15名。そして皆裸足ランに対しても凄く好意的に理解してくれています。そして和気あいあいとイベントも無事に終了しました。最後の懇親会は7度の寒さの中、しかも雨だったのでちょっと大変でしたが、凄く楽しいイベントになりました。画像は自分が最初に入ったAチーム。このチームのリーダーはかなりスパルタ!自分の苦手な上りも走らされました。w
さて、タイトルのランナーでもある足専門の医師(フットドクター)が、医師の視点からの裸足ランについてわかりやすく解説してくれています。アメリカ人の方です。 アメリカでは本当に今は裸足ランが凄い事になっているので、フットドクターは本当に大変みたいです。色んな裸足ランに関する質問をぶつけてくるみたいですね。動画で分かり易く説明してくれているので興味もったらこちらを是非直接見て下さい。(English Only) で、各10分ぐらいづつ4回に分けられているので、自分も4回に分けて書きます。因みに、これをもしパート1だけで次を読まなかったら必ず誤解してしまうと思うので、読む以上は是非パート4まで読んで下さいね。
PART1の内容
- そもそも何故裸足ランがこれだけ注目されるのか?
- BORN TO RUNの発売。ニューヨークタイムスのベストセラー本のリストにも載っているぐらい売れています。
- Vibram Fivefingersの登場。必要最低限のサポートで走る事を売りにした初めてのランニング専用シューズ
- 真実に基づいている。(←ここ凄くないですか?)
- 何故裸足が一番いいのか?(実際の説明はどちらかといえば、何故シューズが良くないかって感じです)
- 扁平足改善! アーチが出来る事は特にランナーにとっては大切な事。裸足で走る事によってアーチが発達するはず。
- シューズの重さで走り方が変わってしまう! これは既にいくつもの研究によっても明らかになっている事。重ければ重いほど、そして踵側が重ければ重いほど走りが変わってしまうので、シューズは重ければ重いほど、踵が重ければ重い程良くない。
- 2に連動して、シューズの踵にクッションがあるために、殆どのランナーが踵から着地をし、特に踵の外側から着地する人はオーバープロネーションをしてしまう
- 指が広がる!シューズのアッパーが指の動きを制限してしまう。裸足だと自然な指の動きを妨げる物が無い。
- 水虫にならない!暗くて湿り気が多い所で出来易い水虫は、裸足で日に当たれば水虫にならない。
- 柔らかくて厚いソールが足裏感覚を鈍らせる!どうやって着地しているかが正確に伝わって来ないため足を地面に叩きつけていても気づけない。
- 足のメカニズムそのものが本当によく出来ている!(レオナルド・ダ・ビンチの、足は人間工学上最高の傑作だという名言覚えていますか?)
他にもこんなコメントを残しています。
そもそも、大きく見れば、(例外もあるが)身体に自然治癒能力というものがそもそも備わっている。一般的に自分達は患者を過保護にしすぎているし大袈裟に考えすぎている。大体の場合は自分で修正していくはず。
皮膚に関して、裸足で走るには足が過敏過ぎて裸足は無理っていう人がいっぱいいるが、自身を持っていいますが、皮膚は殆どの場合かならずしっかりしてくるので問題ではないはず。
そして、裸足論争で熱く議論されている事に関して。その議論とは
“シューズの機能やオーダメードなどの靴の中敷が進化しているにも関わらず、怪我が減っていない。今と昔で怪我の発生率の違いの研究を精査した研究があり、1113の文献を調べたら、殆どがとても弱い研究で、有効な研究は17しかなく、怪我の発生率は過去には19%〜92.4%で、現在は20%〜79%である”という事である。
この事から何が言えるのか? 怪我の発生率に関する殆どの研究の結果を真に受けてはいけないということ。何故なら1113ある中で、信頼性が認められているものが17しかないから。そして、信頼の出来る数少ない研究のデータで、怪我の発生率が昔は20%〜79%で今は20%〜79%って、これって幅がそもそも広すぎる。もっと言うと、今も昔も結局の所、怪我の発生率自体は分かりません!っていうのが信頼出来る研究の研究結果なんです。(言いたい事伝わってます??) 怪我の発生率なんて色んな事が絡み過ぎて、純粋な怪我の発生率なんて出せないんです。 だからこういった研究の結果は信頼してはいけない。
ここだけ読むとこの医師は裸足大賛成って言っている様に思えるかもしれませんが、実はそうではないんです。ここから展開が徐々に変わって来ます。そこが面白いのかな。あくまでここは導入部分です。 ただ自分がずっと言い続けている研究のデータ<自分の感覚 ここは共通していましたね。というわけで是非またパート4まで書くので読んで下さいね。
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