Born To Runの中でも書かれているし、実際に得にアメリカではごく当たり前に行われて来た怪我をした人の通る道。
1 走って怪我をする
2 市販の高機能シューズや高機能タイツやサポーターを買う
3 それでも改善せず、オーダーメイドのインソールを買う
4 痛みが引かないので痛み止めの薬や注射でごまかす
5 そのまま走り続けるので最終的には手術を余儀なくされる
6 それでも走りたい場合は手術、もしくはランニングを諦める
ランニング界の王道とも呼ばれるこの悪循環。
そんな時に裸足ランニングに出会い、全てが改善し一体これらの物は一体なんだったんだ? 裸足で走れば元々何も問題無かったんじゃない?
そんなイメージを抱いている人も裸足で走っている人の中には結構いるのではないでしょうか? でもこれはあくまで上手くいった人だけに限られていて、サクセスストーリーが誇張されている気がします。
自分も話しのネタとしては使いますが。
実際には裸足で走って余計に怪我をした人も結構います。ただ、実際には裸足というよりはベアフット系のシューズを履いてという方が正確かもしれません。ベアフット=フォアフット着的な感じで捉えられていますが。フォアフットで着けばいいんでしょ? ぐらいな感じですが、そんな単純な事で全部解決するわけがありません。あ、勿論その着地を変えた事がキッカケで色々と改善した人もいます。悪化した人もいます。
色んな物で解決した人もいれば悪化した人もいます。ただ、特に裸足ランニングはこの反応が大きく分かれると思っています。凄く良くなる人と凄く悪くなる人。何故こんなに反応が分かれるのか。
1 育った環境
これが一番大きいと思います。やはり子供の頃に裸足で遊び回っている人達って自然といい走りが身に付いている可能性が高いです。ハイハイなどもちゃんとして育っていたり。本来人が通るべき道を通って来た人にはシューズは逆にその人の動きの邪魔をするのでシューズが原因で怪我をしてしまう事があるんだと思います。こういう人達にとっては裸足になる事で色んな問題が解決するんだと思います。世界の裸足ラン第一人者のケンボブはまさにこの典型だと思います。
2 身体の状態
これも1と連動しますが、その人の身体がちゃんと発達しているかどうか。もの凄い弱い状態で裸足で走ってしまったら、更に壊れてしまう。ましてやそもそも壊すような走り方をした人がそのままの走りで裸足で走ってしまったら余計壊れてしまいます。
と考えればキリがないのでサラッと書いておきました。
裸足ランニングがキッカケで悪化した人の殆どは普通のシューズに戻っているわけですが、ここがちょっと残念ですよね。弱いから、もしくは動きが悪いから問題が起きている可能性が高いと思うので、だからこそ強くしていかないといけないし、そのためにはちゃんと持っている機能を少しづつでも使っていかないといけないと思います。また動きも結果的に機能を使う事と連動していくるので動きも良くなってくると思います。
ただ、これには時間がかかります。特に子供の頃に裸足で遊んだ経験が無い人達には。これはまさに自分自身がそうなのですが。ただ、自分もながい時間かけて少しづつやっていけば殆どの人が順応出来ると思います。
今の1秒と年をとった時の身体、どちらを選びますか?
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