久々に東京に戻って来て、時差ぼけもあり朝早く目覚め、お腹が空いたのでGOOD MORNING CAFEへ。一番乗りでレストランに入り1人で朝食を食べていると突然会った事もない男性から声をかけられました。その男性が画像に載せた村上さん。Facebookで自分がここのレストランにいるっていう情報をあげていたのでそれを見てくれてわざわざ声をかけにきてくれたんです。彼は元々ここでシェフをしていたという縁もあり。
で、最初は裸足ランの話しとかを色々と聞かれたりしていたのですが、途中から話題は彼の人生の話しに。これがあまりにも面白く、また衝撃的で。
彼は元々陸上をずっとやっていて、高校を卒業する時に、やるんだったらとことん上を目指し日本一になるんだと高校卒業後すぐに18歳で単身でケニアのあのグレートリフトバレーにあるトレーニングキャンプに自ら行ったんです。 18歳、単身でケニアですよ!スポンサーもついているわけでもなく。
それから6年ケニア人ランナーと一緒に生活&トレーニングの日々。やはり走っている人達のレベルは凄まじいみたいで、何度も最下位を経験したみたいです。トップの選手はシューズ履いていたりするみたいですが(企業からもらったりして)裸足の選手も当然いて、未舗装路で裸足の中学生にどんどん抜かれて行った時はかなり衝撃だったみたいです。
ただ、そこからトレーニングを重ねどんどん速くなり、最終的にはケニア選手権に出場出来るまでのレベルに。いわゆるケニアの全国大会!!!そしてケニアで行われいたハーフマラソンでなんと4位 でゴール。あの世界最強軍団と言われる人達がいっぱい出る中で4位ですよ!!!勿論外国人至上最高位!!! しかもその記録は佐藤敦之選手が持つ1時間0分25秒を30秒以上上回る59分51秒!!! 日本人がまだ破れていない1時間の壁を破っているんです。 本当に純粋にランニングだけを追いかけていった彼のその姿勢。あー、もうそれを聞いただけでもなんだか胸が熱くなっちゃいますよね。非公認なので大きく取り上げられる事はなかったみたいですが、なのでここで大きく取り上げておきます!!! 本当に素晴らしい。
そんな彼は今は食の分野に行き、食事の大切さをアスリートに伝えていきたいとシェフをやっています。そして、いつかはケニアに戻ってこの食を通じて恩返しをしたいと。ケニアの人たちの人柄、自分もドキュメンタリー番組を見ているだけでも暖かいものが伝わってくるぐらいなので相当色々と優しくしてもらったんだろうなぁと。
とういわけで、ケニア行きが一歩近づいたような気がします。来年には行きたいなぁ。。行くなら1ヶ月近くみっちり滞在したい。 自分の中で欠けているパズルのピースがケニアにあると思っています。そこを埋めるためにも行きたいなぁ。
いやぁ、本当に裸足ランニングやっているおかげで色んな人に出会いますね。裸足ランの一番のメリットはそこかも!? 面白い人達との出会い、熱い人達との出会い。
お久し振りです。
ミッシング・ピースは京都のまつじゅん治療院にあるように思いますよ。吉野さんに触発されて裸足ランを始めた先生によると、キー・ワードは「脱力」。無駄な力が抜ければ抜ける程、勝手にスピードが上がる・・・ らしいです。ケニアに行く前に一度アキレス腱の検証を兼ねて行ってみてはどうでしょう?(大きなお世話だとは思いますが、吉野さんは脱力の事には言及した事が無かったので、大きな転換点になるような気がします。)
お久しぶりです。 コメントありがとうございます。 まつ淳先生は本当に面白い事をやっていますよね。野性的な動きの究極を求めて。 動きを探るという意味では勿論まつ淳先生の所にも大きなヒントがあると思っています。ただ、自分がケニアに行きたいと思っている理由の一つは精神的な所も含めてなんです。 そして生活環境。 心の持ち方。 などなど。全く違うんだろうなっていうのを感じていますが、それを直接行って感じたいというただそれだけです。 脱力に関しては、実は身近な所にシステマの人達がいるのでそこで色々と参考にさせてもらっていますが、まだまだですよね。脱力というか、多分ののスイッチのオンオフみたいな感じですかね。
いずれにしても、まつ淳先生には感謝しているので、次回大阪イベントの時には会いに行きたいなぁと思っています! コメントありがとうございました。