Born To Runの発売で一躍有名になった裸足ランニングの研究者、リバーマン博士。彼の最近発表した研究の情報です。
裸足ランナーとシューズランナーの着地のバリエーション
こんなタイトルで研究が発表されました。詳しく読みたい方は直接文献へ行ってくださいね。詳細はこちら。
自分が注目したのはこの画像。
足首の角度で着地の仕方を判断し、0°をフラット着地とし、角度が上に行けば行く程フォアフット着地、角度が下に行けば行く程踵着地となっています。
まずは上のグラフから。あくまでケニア人を対象にした研究ですが、普段走っていない人は(いわゆるランニング初心者は)踵着地よりで常に走っている人(恐らくケニア人なのでエリートランナーかとは思いますが)フォアフット着地より。
そういえば、昔ありましたよね? ケニア人も踵着地だった!っていう研究。あれの中身は普段全く走っていない人達だったという。。。 それがそのままここに現されているのかな。 後は、今回のテーマのバリエーション。このバリーエションが常に走っている人はかなり小さいのが分かります。個人差はあるにせよ、その差が少ないという。
そして、今度は履いているシューズによってどうバリエーションが変わるかという。常に裸足で走っている人達はフォアフット着地。しかもこれまたバリエーションがかなり小さい。常にシューズを履いている人は、これもまたバリエーションが小さいものの踵着地。 そして、基本シューズでたまに裸足という人はこのバリエーションがかなり大きくなってしまっていますね。
これ、踵着地がいいとか悪いとかって言おうとしている研究ではないのでそこだけは書いておきます。どう捉えるかはあなた次第?
着地はあくまで一つの論点になるかもですが、ただ、少なくともこれだけ大きく違うというのもありますね。裸足で長年走っている人達は、硬い路面なども含めて裸足で走ろうとしたら結果的にこうなるっていうだけの事だと思います。
あと基本的には情報は情報源を見て自分で解釈してください。何か問題があれば、直接研究した人へどうぞ!
研究は“絶対”ではなく、“参考”にしてください。
ブログランキング参加していますので下のマラソンバナーをワンクリックお願いします。
最近アキレス腱を痛めまして。
着地時の足首の角度と可動域に原因があるんではないかと考えていました。そういうの吉野さんとお話ししたいですねぇ。