よく裸足とベアフットシューズの違いはとよく聞かれるのですが、裸足は裸足だし、ベアフットシューズは裸足感覚に近い“シューズ”です。また、0ドロップは? と聞かれますが、0ドロップは踵とつま先側の高低差が無いシューズの事です。
それ以上でもそれ以下でもないと思っています。ただし、ベアフットシューズっていうのがくせ者なのかと思います。何故なら、ベアフットシューズ=裸足感覚シューズ。すなわち、何を持って裸足感覚シューズと言えるのか? 定義は?
実はこれ定義は無いんですよね。ナイキフリーとかは一般的には裸足系シューズとして位置づけられていますが、よく見ると(今はだいぶ変わってきているかもしれませんが)結構クッションもあるし、踵の方が厚いし、アーチサポートみたいな感じで土踏まずの所は盛り上がっているし。ミズノやアシックスが出してきたナチュラル系シューズはまさにそれに近い構造をしていたので、そこと区別するために0ドロップという言葉が出て来たんだと思います。
そしたら、分厚いシューズでもベアフット系シューズと呼べるのか? いわゆるホカが一番良い例かも。凄く厚いけど、あれも基本踵とつま先の高低差は0(と聞いています)。 でもあれをベアフット系と呼ぶ人はいないと思います。ではソールは何mm以内だったら? 5mmぐらい? だとしたらワラーチは? ワラーチはあくまでサンダルだし、そもそもタイヤのゴムを使っていたわけだからかなり厚い。でも足の甲側がほぼ裸足なので裸足に近くない? とか色々言われそう。
そして、ソールが薄くて、0ドロップでも、女性用普段履きのペラ靴は? って突っ込まれそうですよね。あれも言ってみりゃベアフット系?
実はこれ結構キリがない気がします。勿論誰かが勝手に定義をつけちゃえばそれで終わりますが、あまり言葉にとらわれないようにして欲しいなって思います。
イメージ的には機能を付ければ付ける程、足の機能を使わなくなるので、自分の中でどこまで削ぎ落とせるかって考えてもらえばいいと思います。それはその人の経験などや、現時点でのその人の足の強さなどにもよるので個人によって大きく異なると思います。
裸足で走る事の一つのメリットは自分の現状を把握する事でもあると思っています。思っている以上に出来るかもしれないし、思っている以上に出来ないかもしれない。自分の経験からは1%ぐらいの人はいきなり結構な距離を走れてしまう。自分は残念ながらその1%には入っていませんでした。だからこそ伝えられる事があるのかなぁと思います。
自分を知る。
そして、現状の自分自身はまだまだと思うんです。そして、トレイルに行くと更に思い知らされます。
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初めまして。
私はワラーチでウルトラも走ってますけど、裸足は小石で飛び上がるほど痛いと、そこで気持ちが萎えてしまって、むつかしいです。ワラーチと裸足、近いようで違いますね。ワラーチは薄く作ってありますが、それでも裸足に比べたら、着地はずいぶん楽です。
ララ無理さん
名前、面白いですね!!!w
薄いワラーチを履かれているんですね。タラウマラ族が履いているのは結構厚いんですよね。かなりのがれ場を走るので耐久性もしっかりしているタイヤがいいのかもしれませんが。いずれにしても裸足と一枚ソールを入れるのは全然違いますよね。因に、自然の中で暮らす人達の足裏の皮の厚さを測った研究があるんですが、それによると現代人の川よりも5−6mm厚いんですよね。すなわち自分たちが薄いソールで走った時に近い感覚で彼らは走っているのかと思います。参考まで。
BFF以外でミニマルな靴を探しているんですけど何かいいのないですかね?BFFも持っているんですけど使い勝手が悪いんです…。ワラーチでも走りますが、寒い時期にはちょっとアレなんで。
自分は裸足とビブラム意外は履かないですからね。。。自分はビブラム履いた時に、これは走りやすいって素直に思いましたけどね。それで一緒にやっていく事にしました。 後はニューバランスミニマス、無敵、merrellなどなど他にもいっぱいあると思うので色々試してみてください!