日本ではタブー的存在になりつつある裸足ランニング。海外ではネットで見る限りまだまだ激しいディベートが行われている裸足ランニングですが、一体どのような感じで行われているのか。かなり分かりやすく崩した表現で書いておきます。研究関係に関しては一個一個データを引っぱりだしてくるのが大変なのでざくっと書いておきます。
裸足で走った方が良いと思わせる研究や事実として
1 軽いシューズを履いた方がランニング効率は良い(最も軽いのは裸足)
2 高価で高機能なシューズを履いている人の方が怪我が多い。
3 アーチサポート機能が入ったシューズを履いた方がプロネーションが酷くなる。
4 裸足で育った人達とシューズを履いて育った人で比べたら裸足で走っている人達の方が衝撃が遥かに少ない。
(参考までに、一般的にランニングは身体の3−5倍の衝撃がかかると言われていますが、ケンボブは1.7倍という驚異的な数字を出しています)
5 人類はそもそも裸足で超長距離を裸足で走っていた。シューズを履き始めたのは人類の歴史を考えればつい最近の事。
6 アベベは世界記録で裸足でフルマラソンを走っている
7 クッションやインソールが怪我を減らすという事を結論づけるデータが未だに出ていない
8 そもそも足裏にはメカノレセプターという圧力を感知するセンサーがあり、バランスやパフォーマンスを調整する機能を持っている
9 毎年ランナーで膝を痛める人が6−8割を数える。これだけクッションの機能が向上しているにも関わらず。
10 実際に裸足で走り始めて膝の痛みが消えた人が大勢いる
11 裸足で育った人達に現代人が抱えているような故障の報告は世界でも限りなく0に近いと言われている。
裸足で走った方が悪いと思わせる研究や事実として
1 昔はアスファルトは無いわけで、アスファルトを人の足は裸足でアスファルトを走る様には出来ていない。
2 ガラスや釘などが刺さる。破傷風のリスクがあがる。
3 今までシューズを履いていた人が裸足で走る始めると足の甲を痛める確率が高くなるというデータが出ている。
4 裸足で走った方が怪我が減るというデータはない
5 そもそも扁平足や外反母趾など人類の足は退化しており、それなりの保護が必要
6 現代社会においては裸足で速く走っている人はいない。裸足の方が速いなら、裸足で走る人がもっといてもいいはず。
7 シューズを履いて来た人達が裸足で走ると(走り方を買えないと)衝撃がもっと増える。
8 特に初心者は衝撃を吸収出来るだけの筋力がない。だからクッションが必要。
こんな感じでしょうか。まだまだありそうですが、ブログで一瞬で考えて書いているだけなので今回はこの辺で。
これ、本当ならテレビ番組を組んで熱く議論してもらってもいいようなぐらい面白くなると思うんですけどね。これだけランナーも増えて来ているわけだし。行き詰まっている人達もいっぱいいますしね。色んな情報が混乱して。
こういった討論の場、あったらいいですよね。でもこれは自分たちにとっては広めるためにはとてもいいことなのですが、逆側の人達にとっては何のメリットもないので成り立たない気がします。
一度Number Do でそういった機会を設けてもらったんですが。あれも。。。なんだかスルーっと抜けられましたね。あの時の会話を考えると改めて日本では難しいなぁって思います。トークショーも自分たちとしてはやりましたけど。やっぱり皆それぞれの立場がとか色々ありますし。 完全にオープンな場で完全にぶっちゃけで話す、そんな時が来るといいですね。
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