毎年行っている香川&剣山キャンプ。直島、沙弥島、こんぴらさん、剣山と行くのですが、来年は少しサバイバル的な要素もいれるかも?という事で行って来ました、瀬戸内海に浮かぶ牛島。人口はなんと10人程。周囲4キロの小さな島。江戸時代に一番栄えていたときには800人程が住んでいたそうです。
写真1
直行便があれば丸亀港から15分、なければ本島経由で1時間弱で行けます。着いた目の前に道路があるのですが、この町に舗装された道はこの一本だけ!コンビニや自販機どころか、お店自体がありません。
写真2
野生化した猫が結構いっぱいいるみたいです。
写真3 ガイドをしてくれたのは、ここで唯一?古民家を改装して民宿をやっている方。本当に昔のままの家でした。自分も実家は数年前に立て直すまでは築歴110年とかいう木造住宅に住んでいたのでなんだか懐かしい気分。
写真4 観光地ではないので、観光客的な立場から見ると、何もやる事が無いっていう感じです。自分も一緒に行ってくれた裸足ランニングクラブ香川の明石さんもこれを目的に来ていたので特に問題なかったのですが、姉夫婦は、かなり退屈そう。そこでカヤックを急遽借りてやることに。
そういえば、カヤックで突如現れた若い女性がいました。カヤックの旅をしているという現代アートのアーティストさんと出会いました。一人で瀬戸内海渡って来ていました。そんなこんなで一人加わり、民宿の方と6人でぶらぶらすることに。
写真5 お腹が空いたので海に行って魚介類をとってくることに。この日はサザエ、アワビ、タコが取れました。自分は潜る準備していなかったので見ていましたが、アーティストの女性の方も一緒に潜って取って来てくれました。そう、これがこの日のランチ。
写真6 こんな感じでバーベキュー。民宿の方が野菜とかをくれたりしたのでちょっとしたバーベキューになりました。
因に、歩いている道中で、きゅうり、ブルーベリー、ザクロ、甘夏、ズッキーニ、アスパラと色んな野菜や果物を食べ歩きました。勿論人が育てている物なので勝手に食べたらためですけど、今回は民宿の方のものを色々と頂きました。天然のウナギもいるらしいです。
なんだろう、この感じ。不思議な感覚になりましたね。お腹が空いたら自分で畑や海に食料を取りに行って自分で料理する。 自分は改めて現代人だなぁと。一番何も出来ずにいたので、ちょっと恥ずかしい。生きる力の無さを感じた一日でもありました。東京に住んでいると本当にこういう生活とはあまりにもかけ離れすぎた生活をしているので、こういった体験は本当に大切だなぁと思いました。ただ、全員が全員いきなりこういった事を楽しめるわけではないと思うので、来年の香川キャンプは一日目は二手に分かれ、自分は直島、明石さんが牛島を担当し、2日目から全員合流という形にしようということで落ち着きました。自然だけどかなり施設が充実し、観光も楽しめる直島か、自然すぎて何も無く、でも自然の中で生かされている事を感じる体験が出来る牛島か。
便利を求める世の中であえて不便を追求する。
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