4月4日の夜遅くにアキレス腱を完全にプチッとやってしまったあの日から3.5週間が経過しました。断裂後10日程で既にトンプソンテスト(アキレス腱が繋がっているかの確認出来る簡単なテスト)でほんのわずかですが反応が出始め、かなり勢いよく治るかもしれないと思っていました。周りの治療家の人達も本当にくっつき初めているのを見て、これは本当に凄い事になるかもと。
でも世の中そんなに甘くはありませんでした。結局今日に至るまで転倒やつまずいたりで3度悪化。本当に繋がって来ていたのに。唯一の救いは完全に切れるまでは至らなかった事。実は先週の土曜日もかなり回復して来ていたので、装具も完全に外した状態で講習会も行っていました。でも装具を外す時間が長い分、まだ歩きも普通に歩けるわけではなく不安定な中。。。 再び悪化。。。
なので日曜日のイベントは再び装具をつけて、しかも踵の高さを日本を出て来る直前の段階まで戻さざるを得ない状況。(毎週少しづつ踵の高さを落としていくはずだったのですが)なので日曜と月曜は安静にと思い完全にずっと装具状態。そして昨日の状況が
そう、まだ背屈(つま先を自分の方に持って来る)と凹みが出ます。でもよおく見てください。凹んだ部分の上の部分がちゃんと引っ張られているの見えますか? しかも触っている時に、切れた上の部分のアキレス腱がしっかりと盛り上がったのと、断裂してる部分の奥を触るとしっかりと硬くなっていたのです。なので、2日前に悪化させたけど、またその後の二日でその時よりしっかりとくっついて来ています。ただ、何度も外側の部分を切れさせてしまったので、外側がまだまだ全然ついていなく。
考えてみれば、アキレス腱断裂したその翌日から落ち込んでる暇もなく、3週間で沖縄、高松、東京、高松、大阪、京都、大阪、東京、北京、上海、広州、香港と移動。裸足ランの講習会をこなして、中国にいる間はメールだけでの先生とのやりとりだけ。食事も当然乱れます。お風呂も中国では広州意外はついていないので殆ど入れなかったし。それでもこうやってちゃんと繋がり始めている。恐らく、この治療法で(自然治癒、ギプス無し、歩行療法、適切なリハビリ、食事、鍼と)環境がもし整っていれば、ひょっとしたら今の時点で歩けていたかもしれない。本当にそう思います。結果としてまだちゃんとは繋がっていないし、恐らくあと2週間ぐらいは装具をつけたままになると思いますが、3歩進んで2歩下がりながら着実に回復していると思います。どこまでが無理し過ぎなのかもようやく自分の身体で分かるようになって来ました。とにかく地道に治していくしかない感じです。無理をするしないとかではなく、注意をする事。転倒やつまずきが本当に怖いです。
それにしても、とても気に入った香港ですが、500mも歩くとハイヒール状態の装具をつけているので踵が痛くなってしまって休憩しなきゃいけないので、観光が大分制限されたのが残念です。というわけでこれからバンコクへ移動です。治療とリハビリの本格開始はゴールデンウィーク空けになりそうです。
傷だらけの裸足ランナーっていう感じですが、引き続き応援宜しくお願いします。きっとまた前のように走れる事を願って。
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