SEA GAMES→South East Asian Games. 東南アジアの国々で競うスポーツの祭典。東南アジアだけの大会では一番大きな大会。12月16日に行われた女子のフルマラソンで優勝したのは、なんとベトナム人の裸足のランナー。英語ですが、詳細はこちら。2時間45分34秒で優勝しました。この記録は彼女自身が持つベトナムの国内記録2時間47分24秒を2分ほど更新しています。元々はシューズを履いていたそうですが、シューズで色々とトラブルがあり、裸足で走るようになったそうです。この大会を裸足で走れるようにするためにアスファルト上を60kmぐらい走って足腰を強化したそうです。トレーニングをする中で足の裏に色々ささったりしていたみたいです。。。 そう、彼女のすごいのはただのアスファルトではなく、東南アジアのアスファルトでやった事にもあると思います。この大会が行われたミャンマーや彼女がトレーニングしているベトナムには行ったことがないのですが、タイとかは行っているので路面の悪さや汚さ(ガラスの破片や犬の糞や様々がゴミ)は想像がつきます。また、この大会が行われた時間は不明ですが、ミャンマーは今の季節でも最低気温が20度、最高気温が30度ぐらいまで上がる事を考えてもかなり凄いタイムだと思います。また、シューズを履いていない事でもわかると思いますが、基本東南アジアの選手はよっぽどのメジャースポーツでトップ選手でもない限りスポンサーがついていません。
そして、これで自分が何が言いたいか。速く走れるかどうかとシューズは殆ど関係がないということ。同じ環境にいる選手(東南アジア)でシューズを履く選手の方が圧倒的に多い中、裸足のランナーが上位、もしくはトップに上り詰めれることができることを考えればそう考えられます。世の中のトップ選手は基本スポンサーもあるので、裸足で‶レースを”走る選手は出てこないと思います。 日本の選手がスポンサーがついていなかったとしても、裸足で速く走れる選手は今はいないと思いますが。彼女も時間をかけて足を強くしていますからね。足がしっかりとしてくれば走れるようになるはずです。勿論自分の足ですらそこまでの足はまだできていないし、走りの質もあがっていない。でもこれもトレーニング。ランナーと胸を張って言うならそれぐらいの走りの質は持っていてほしい。
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