アメリカの、いや世界のランニング雑誌とも呼ばれるRunner’s World。ここに掲載された、”どういう人が裸足ランをしているのか?”っていう記事から内容を書いておきます。データ元はこちら。
6082人のランナーにアンケートをし、返答があったのは785人。(←回答率低っ)
で、どういう人達が多かったか
性別は男性が多く、年齢層は若く、レベルはエリート(勿論自己申告)。
日本とは全く違っている事が分かるかと思います。日本では自分の感覚ベースですが、性別は若干男性が多く、年齢層は高め、レベルはエリートではない事は確か。
また、75.7%が裸足や裸足系シューズに興味があり、そのうち21.9%が実際に裸足ランをやったことがあり、30%が裸足系シューズを少なくともトライしている。なので、裸足系シューズも含めると5割ぐらいの人達が少なくともトライしていることが分かる。そして、この人達が多くがトライした理由は怪我をしないようにするため。(日本に比べたらやった事がある人の数に驚かされる)
で、ここで面白いのが、トライしない人の一番の理由が怪我をしそうだから。
なんか凄い矛盾ですよね。多くの裸足をやろうとしている人は怪我が減らせる。トライしない人の多くは怪我をしそうというのが理由って。
そして、最後に、なんと85.5%の人が十分な説明やガイドがあれば裸足ランや裸足系シューズを取り入れたいって思っている。
要は、ちゃんと走り方が学べればやりたいって思っている人たちは多くいるっていうのがはっきりと分かる。これって日本も同じじゃないのって思うかもしれませんが、全然違うと思います。興味を持っているぐらいの人は多少いるかもしれませんが、実際にやってみた人は殆どいない。自分は裸足ランニングクラブをずっとやっているし、イベントもずっとやっているから周りに多いから、結構増えて来てますよねって言う方も多いのですが、実際は。。。
参考までに2012年のビブラムファイブフィンガーズの売り上げベースでは日本はアメリカの100分の1以下です。裸足系シューズではNew Balanceのミニマスが相当力を入れて、宣伝していましたが。。。恐らくランニング以外の所で売れていると思います。1月に異業種交流会をやるので色んなメーカーの人たちと話しましたが、ワラーチ(ランニング用サンダル)を除いては基本ライフスタイル的な感じで広まって来ているみたいです。
それから、Runner’s Wolrdでは裸足関連の記事が相当数上がって来ています。研究もアメリカからもの凄い数が出て来ています。Runner’s wold…日本で言えばランナーズに当たるのですが、ランナーズからは基本こういう記事は殆ど出て来ません。過去に一回だけチラッと触れたぐらい。。。理由は敢えて書きませんが。日本が閉鎖的と言われる理由がランナーズに色々と凝縮されている気がします。日本のランニング事情の縮図が見れるような感じで面白い!って思うのは自分だけでしょうか?
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