本当ならもう少し実験データを整理してって思っているのですが、
取り敢えず抑えきれないので書いちゃいます!
佐賀県伊万里高校女子ソフトボール部の監督が
去年6月からビブラムファイブフィンガーズ(種類はスピード)に
生徒全員に履かせてトレーニングしました。
最初は先生も少し脹脛やアキレス腱に違和感を感じたので
生徒にも週に2回程度少しだけ練習の時に使わせる程度でした。
そしてその7月にスポーツテストをしました。
11月には生徒も先生もかなりビブラムにも慣れ、
自分も講師として招かれ、もう大丈夫ということで
11月からは練習を全部ビブラムに変えました。
特別なトレーニングは一切していないとの事です。
(試合だけはルールのためスパイクで出場)
そして今年の3月にまたスポーツテストをしました。
テストした場所は通称“福岡アクシオン”
県立スポーツ科学情報センター。
そして脅威の数値が出たのがRDJインデックス。
と言われてもですよね。
30cmの高さから飛び降りて、その勢いを使って出来るだけ高く飛ぶテスト。
ようは衝撃のエネルギーをどれだけ自分の身体に生かせるか。
もっと簡単に言えば身体のバネの力。
縦軸は滞空時間なので長ければ長いほどいい。(単位:秒)
横軸は接地時間なので短ければ短いほどいい。(単位:秒)
この二つを掛け合わせたものがRDJインデックスで
この数値が高ければ高いほど瞬発力的なものが高いと考えていいのです。
当然短距離選手はかなり高いです。 ちょっと見にくいかもですが
ダイヤの形をしたのが大学男子のトップレベル
グラフからなのでおおよそですが、
短距離 3.2 跳躍 3.0 とこういった種目の選手が高いです。
そしてハンドボールや体操などが2.0といったところ。
水泳で1.6ぐらいです。(何度もいいますがこれはあくまで男子大学生
トップレベルの平均値です。)
そしてこれが伊万里高校女子ソフトボール部の結果です。
選手 2011/7 2012/3
A 1.161 1.726
B 1.227 1.164
C 1.318 1.670
D 1.122 1.369
E 1.562 1.724
F 1.442 1.467
G 1.253 1.257
H 1.385 2.401
平均 1.261 1.597
勿論若干減った生徒もいますが、基本的に皆あがっていて
1人は男子体操のトップ選手の数値も超えてしまった生徒もいるぐらいです。
でもこれってビブラム履いたからというよりは本人の能力が引き出されたという
だけです。足の動きを邪魔する物がなくなり、身体を上手く使いやすくなり、
これがいわゆる身体の機能が目覚めた。そんな感じなんでしょう。
何度もいいますが、データ<自分の感覚
データが全てではないですが、考えるきっかけになればと思います。
もう少しわかりやすいグラフを時間がある時に作りたいなと思います。
この数値の上がり方が今までデータを取っている人達も
見た事がないっていっていたんです。
当然普通に運動してるだけでも多少は上がっていくのですが
この上がり方は半端ないそうです。
そしてこの顧問の先生も測ってみたら2.0近くだったそうです。
凄く喜んでくれていました。
こうやって裸足系のシューズが本格的に使われたケースは日本で
初めてですがこれから色々出てきそうですね。
また別に、短距離の将来の有望選手がビブラムでのトレーニングを取り入れて
レースなどこれから出るという情報もあるので本当にこれからが楽しみですね。
因みに昨日行った多久高校は基本的には裸足でやるつもりでいるとのこと。
ビブラムだけでなく裸足も同時に進行していって欲しいですね!
裸足万歳です!
是非拡散していってください。
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